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たむらけんじ、開発したレトルトカレーが500円でもバカ売れ 

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.05.23 11:00FLASH編集部

たむらけんじ、開発したレトルトカレーが500円でもバカ売れ 

焼肉たむらの公式サイト

 

 芸人たむらけんじが、5月20日放送の『痛快!明石家電視台』(MBS毎日放送)に出演した。

 

 番組ではレトルトカレーを特集。たむらは自身がプロデュースしているレトルトカレー『炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー』について「めちゃくちゃ売れた」と発言する。製造を担当する食品会社の社員によると、すでに10年連続で「年間10万食」を売り上げているらしく、たむらは「もう100万食を超えている。焼肉屋のレトルトカレーがですよ」と語気を強める。

 

 

 通常レトルトカレーの値段は100~200円前後だが、たむらの商品は500円だ。これには共演者から「高い!」との突っ込みが相次ぐが、焼肉屋のカレーのコンセプトをもとに、肉が4割ほど入っているので価格が高くなると説明した。

 

 続いて、大手メーカーから300円を超える商品が続々登場している現状が紹介されると、たむらは「レトルトカレーの時代が来たので、いまはちょっと高いのでも買ってくれる。(10年前に)出したときは非難轟々でした」と自身の体験を振り返る。

 

 この値段設定には、たむらなりのこだわりがあったらしく、「僕は大阪土産にしてキヨスクに置きたかった。キーホルダーも500円しますよね? 『キーホルダーを買って帰るなら、喜ばれるからうちのカレーを買って帰って』と(考えた)」と明かしていた。

 

 そもそも、なぜレトルトカレーを販売することになったのか。そこにはたむらの副業として行なう焼肉ビジネスが関係している。

 

 テレビでのブレイクにともない、2006年に「炭火焼肉たむら」をオープンさせたたむら。開店当時は月の売り上げが1600万円を記録。2号店も3500万円売り上げ、年商は6億円に及んだという。

 

 しかし、2008年に店舗で食中毒を出してしまったため経営が悪化。たむらは2017年6月14日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で、当時をこう振り返っている。

 

「売り上げがドスンと落ちました。そのときにやっぱり何か備えないといけないと学んで。(焼肉の)端肉でカレー……大阪土産にレトルトカレーがいいなと思いついた」

 

 レトルトカレーの他にも、ビーフジャーキーやにんにく味噌まで売り出し、続々ヒットさせていたという。ピンチのときこそビジネスチャンスが転がっているようだ。

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