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辰巳琢郎が明かした出馬要請の裏側「幹事長には会ったけど…」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.05.26 16:00FLASH編集部

辰巳琢郎が明かした出馬要請の裏側「幹事長には会ったけど…」

公式サイトより

 

 俳優の辰巳琢郎が、5月23日放送の『NewsBAR橋下』(AbemaTV)に出演し、4月の大阪府知事選で、自民党からの出馬要請を断った裏側について語った。

 

 番組で司会の橋下徹から「出馬要請はいつ来たんですか?」と聞かれ、辰巳は「そろそろ解散するかも、ダブル選挙になるかもねってなったとき」と回答する。

 

 

 じつは辰巳によると、それ以前にもこんな出来事があったという。

 

「2月20日すぎに、奈良の観光大使のキャンペーンでぶら下がり(取材)で記者の人と話していたら、『今度の(選挙の)話はないんですか?』って。『何にも聞いてないし、わかりません』と答えたら、次の日の新聞に《辰巳琢郎、明確に出馬を否定せず》って。おかしいでしょう?」

 

 こうした報道が出たのち、辰巳に対して自民党関係者から正式に「会いたい」との連絡があったらしい。

 

 これを聞いた橋下は、「自民党が東京でいろいろ議論して、東京の政治部の記者にも話をしている。辰巳さんのイベントのときに(出馬の話を)あてて来いと、奈良の記者が指令を受けている。辰巳さんはわからないから、否定も何もよくわからない状態になる。こうやって政治は(出馬への)流れを作っていく」と推測した。

 

 ここで、《否定せず》の報道を見て「また来たか」と思ったという辰巳はこう語る。

 

「(4年)前の選挙でもあったんですよ。そのときは大阪の紙面の一面で出て。(確かに)話はあったけどね。話があっただけで出るわけではない。30年くらい前から選挙があるたびにいろんなところから話が来てる。でもリークされた記事がこんなに大きくなったのは初めて」

 

 ちなみに辰巳は、出馬要請に対して初めから断るつもりではなく、「まず話は聞いてみよう」というスタンスらしい。「役者としてもいろんなことを聞きたいし、経験したい。どんなふうに大物政治家は話をして来るのか。そういう探究心はある」と、オファーを門前払いしない理由を説明した。

 

 今回の要請では、まず自民党大阪府連前会長と食事をともにしたという。そこで「光栄な話で考えておきます」と辰巳が答えたため、後日、自民党幹事長の二階俊博氏と会うことに。

 

 辰巳は二階氏と「個室でお茶を飲みながら話をした」そうだが、「わりとちゃんと口説いてくれましたけど、あまりこちらがぐらっとするものではなかった」と感想を明かしていた。

 

 番組では「政治に興味はあるが政治家になるのとは別の話」と、政治家転身に関して明言を避けていた辰巳。彼が出馬する日は来るのだろうか。

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