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仮面ライダー女優「松田るか」グラビア出演から仕事が急増
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.27 06:01 最終更新日:2019.05.27 06:01
「今回の写真集は私にとって、ファーストにしてラストの水着写真集です」
2016年に『仮面ライダーエグゼイド』のヒロインを演じ、人気若手女優の仲間入りをした松田るか。現在は、映画『賭ケグルイ』に出演するなど、振り切った演技で注目されている。
フィリピンのセブ島で撮影された渾身の写真集は、デジタル修整をあえて施していないことでも話題になっている。
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「この作品を作るにあたり、とことん資料にあたりました。なかでも、約20年前に出された広末涼子さんの写真集は、参考になりましたね。そばかすや脚の傷など、肌の修整をしていないんです。
その雰囲気がすごくナチュラルで、親近感を覚える作品でした。テレビの向こう側の人が、目の前にいるような錯覚に陥る作品なんです。こういう身近さを感じる写真集を作りたかった」
松田は写真修整をしないと決め、撮影前の2カ月間は、週5日ペースで徹底的にウエイトトレーニングに励んだ。なるほど、努力の結晶が美しく引き締まったボディラインに現われている。
これほど堂々と水着を着こなしている松田だが、じつはグラビアに苦手意識があったという。
「初めてグラビアが決まったとき、ふだん水着を着ないので、どうしたらいいかわからず、家で涙してしまったことも……。少し困惑してしまいました」
だが、当人の不安をよそに、グラビア出演がきっかけで仕事は急増した。
「5年前に上京したころは、オーディションに落ち続ける毎日でした。それが、翌年グラビアに挑戦すると一変。『仮面ライダー』や『めざましテレビ』の番組スタッフが見てくれたようで、仕事に繋げることができたんです。
最初は悩んだものの、いまでは知名度を高めてくれたグラビアに感謝しています。5年間必死にタレント活動をして、芽が出なかったら、諦めて沖縄に帰ろうと決めていたので、区切りの年に写真集が出せたことは素直に嬉しいです」
上京6年めとなった現在、彼女はどのような未来を見据えているのか。
「この5年間は自分の土台を作る時間でした。ようやくスタートラインに立った気持ち。
いまはどんなことにも挑戦して、自分の表現のストックを増やしていきたいです。『賭ケグルイ』の皇伊月役のように、いまは振り切った演技ができる役者だと認識されていると思うんですよ。
でも極論を言うと、それはやりきってしまえば、誰にでもできること。いつかは、視聴者の方に寄り添った芝居ができる役者になりたい」
「やると決めたことには、とことん全力投球」が松田のモットー。本誌にも包み隠さず、本音で語ってくれた。苦手なことにも正面から向き合う取り組みが、現在の飛躍に繋がっている。
まつだるか
23歳 1995年10月30日生まれ 沖縄県出身 小学5年生から地元・沖縄で芸能活動を始め、2014年に上京した。2016年には『仮面ライダーエグゼイド』に出演するなど、女優として活躍する。現在公開中の映画『賭ケグルイ』(ギャガ)や7月スタートのドラマ『だから私は推しました』(NHK総合)などに出演している。そのほか最新情報は、公式Twitter(@imrukaM)にて
写真・矢西誠二
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(週刊FLASH 2019年6月4日号)