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和田アキ子ネタで大人気「Mr.シャチホコ」初ものまねは吉幾三

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.05 16:00 最終更新日:2019.06.05 16:00

和田アキ子ネタで大人気「Mr.シャチホコ」初ものまねは吉幾三

 

「仕事が増えはじめたのは、去年、『ウチのガヤ(がすみません!)』がきっかけでした」  

 

 Mr.シャチホコが、『ウチガヤ』で披露したネタこそ、いま大ブレイクしている「和田アキ子のしゃべりものまね」。アッコメイクは、30分以上かけて毎回自分でおこなっている。

 

 お笑い芸人顔負けのトークの応酬をこなし、トークバラエティやロケ番組などに引っ張りだこの毎日だ。

 

 

「これまで僕らものまねタレントは、クオリティの高さで、線引きできると思っていたんです。でも今は、お笑い芸人さんのものまねのクオリティが高い。特に、チョコレートプラネットさんはすごいです。似てるうえに、面白さが加わってくるので、僕は震えてますよ(笑)」

 

 時代は「NEOものまね」ブーム。お笑い芸人たちがものまねをネタに取り入れ、人気を博している。だがその中心でブームを牽引するのは、まだ26歳の、正統派ものまねタレントなのである。

 

「僕自身のデビューのきっかけもYouTubeですが、近年ものまねが進化しているのは、ネット動画の影響が大きいと思います。昔はビデオを繰り返し見て練習するしかなかったのが、今は簡単にネットで見れる。一般の方でも、1つや2つは似てるものまねネタを持ってたりしますよね」

 

 芸名の由来にもなっているMr.Childrenの桜井和寿や、玉置浩二の歌まねも、彼のレパートリー。活躍を支えているのは、ものまねタレントで23歳年上の妻・みはるの存在だ。

 

「妻には何度も助けられています。彼女のアドバイスで、そっくり度が上がるんですよ。たとえば僕は、ものまねは入り方が肝心だと思ってたんですが、みはるの理論では『終わりが大事、しゃべりでも歌でも、最後の3文字や歌い終わりを意識したほうがいい』と。

 

 自宅で妻と、ものまねで会話することがありますが、そのときに面白いフレーズが出たり、ネタを思いつくんです」  

 

 1日中ものまねのことを考えているというMr.シャチホコの原点は、小学校時代の先生のものまねだった。

 

「きっかけは、人気者になりたかったから。同級生にめちゃくちゃウケて、ものまねに興味を持ちはじめました。

 

 初めて有名人ものまねをしたのは、遠足のバスの中で吉幾三さんの『ゲゲゲの鬼太郎』を披露したとき。全然似てなくて変な空気になり、恥ずかしかったですけど(笑)」  

 

 クラスの人気者が、いまはお茶の間の人気者になった。

 


みすたーしゃちほこ
1993年3月19日生まれ 愛知県出身 日本体育大学在学中にYouTubeで公開した『奇跡の地球』の1人2役ものまねでスカウトされ、プロの道へ。2015年、そっくり館キサラのオーディションに3回めで合格し、デビュー

 

取材・インタビューマン山下

 

(週刊FLASH 2019年6月11日号)

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