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吉本解雇の「カラテカ入江」座右の銘は「行った先に何かある」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.06.07 21:24FLASH編集部

吉本解雇の「カラテカ入江」座右の銘は「行った先に何かある」

 

 お笑いコンビ・カラテカ入江慎也が、6月4日付で吉本興業から契約を解除された。入江は、6月7日発売の『FRIDAY』で、振り込め詐欺グループの忘年会での闇営業を、仲間の芸人に仲介したと報道されている。

 

 問題になった忘年会には、雨上がり決死隊の宮迫博之や、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成らがいた。芸人1人に付き100万円が支払われたという。

 

 

 6月7日、田村亮の相方・田村淳はツイッターで「今回のこと...亮と話しました。本人も脇が甘かったと反省しています。犯罪組織の忘年会だとは知らずに参加したようです。週刊誌等で報じられてるような、ギャラなどは一切、一切受け取っていないと言っています」と語っていた。宮迫は、特にコメントを発表していない。

 

 解雇された入江は、7日朝にツイッターを更新し、こう謝罪した。

 

「本日発売の雑誌『FRIDAY』の記事にある忘年会に出席したことは事実です。

 

 しかし、その会が、詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした。知り合いの広告代理店の方から、エステティックサロンの経営や健康食品の販売をしている会社のパーティーがあると聞いていました。

 

 ただ、たとえそのような認識だったとしても、吉本興業を通さずに芸人の先輩や後輩をこのような場に誘い、巻きこんでしまったのは私の危機管理能力の不十分さ、認識の甘さが招いてしまったことです。誠に申し訳ありませんでした」

 

 入江はもともと「友達5000人」を自称している。芸能界はもとより、白鵬や澤穂希、有名企業の社長たちなど、幅広い人脈を持つことで有名だ。

 

 人脈がありすぎて、2002年のカラテカ単独ライブでは、入江が芸能人を呼びすぎて大騒動になったことがある。2015年にはコンサル会社を設立し、3年目で年商を1億にするなど、ビジネス分野でも注目を集めていた。 

 

 そんな入江が、かつて自身の仕事術について本誌の取材に答えている。取材当時の最高月収は280万円。「テレビは営業に行くための顔見せ」と言い切り、テレビと営業の割合は2対8だと語っていた。

 

「年に1回は僕主催のイベントを開いて、その人脈を忘年会の仕事につなげていますね。ギャラはむちゃくちゃ安いですよ! 前に『入江君、50万円で呼びたいんだけど』って言われて吉本を通したら、僕に入ってきたのは10分の1。さすがに安すぎるから、僕が獲ってきた仕事はパーセンテージを変えてくれって頼みました(笑)」(2015年3月10日号)

 

 付き合いのある社長は100人以上。BEAMSの設楽洋社長、ガガミラノの近岡健司社長、サイバーエージェントの藤田晋社長など大物ばかりだ。

 

 社長と付き合う極意について、入江が本誌に教えてくれたことがある。

 

「社長という肩書に恐縮してしまったら終わりだと思います。相手も同じ人間ですから。自分の気持ちを、誠意をもって伝えることが大事ですね。ご馳走になった次の日には、メールやLINEでのお礼は必須ですね」(2014年11月11日号)

 

 入江の人付き合いにおける座右の銘は「行った先に何かある」。フットワークの軽さが、今回の騒動ではあだになってしまったということか。

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