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仕事も男も引き寄せる「スザンヌ」母となっても魔性は健在

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.06.12 20:00FLASH編集部

仕事も男も引き寄せる「スザンヌ」母となっても魔性は健在

 

 ママタレントのスザンヌが、『二軒目どうする?~ツマミのハナシ』(テレビ東京系)6月9日放送回に出演し、「おバカタレント」時代の芸能活動と、最近のプライベートについて明かした。

 

 スザンヌの地元・熊本でおこなわれた地方ロケ。MC陣から、芸能界に入ったきっかけを尋ねられると、お茶の間でお馴染みの、ゆっくりとした口調で語り始めた。

 

「(熊本市内一の繁華街)下通・上通を歩いてたら、『芸能人になりませんか? 森高千里さんみたいになれる』って声をかけられて。お母さんと一緒に歩いてたんですけど、熊本でそんなのウソとしか思えなくて、『絶対ウソだよね』と話していました。

 

 電話番号だけ交換していたら、後日、自宅に電話してくれて。それからテレビショッピングとかで、商品を押すカートを押したり引いたりするバイトをしていました」

 

 するとここで、当時同時期に福岡でローカルタレントをしていたMCの博多大吉が、スザンヌへの「積年の恨み」を口にする。

 

「スザンヌさんは、『トム・クルーズの件』で、ぼくらが唯一共演NG出していたタレントさんなんです。

 

 その一件というのは、映画『宇宙戦争』で来日したトムの取材をするときのこと。ぼくらみたいなローカル番組は、まずは誰を取材できるか抽選制なんですよ。そのときは、トムかスピルバーグ監督か子役か、の3択でした。

 

 ぼくらの番組は、トムを引いた。ソフトバンクのユニホームに明太子持って。10時過ぎから19時過ぎまで、いつ回ってくるかわからない順番を、ずっと待っていたんです。

 

 同じ場所にいたのが、スピルバーグ監督を引いた番組の、スザンヌさん。そしてようやくトムが来たと思ったら、彼女が浴衣を着て『トムー』と呼ぶから、そっちにトムが行っちゃった。

 

(翻訳家でトム専属通訳の)戸田奈津子さんがやってきて、ぼくらに『トムそういうところ、あるから』と。そのあと、両番組のディレクター同士が、ケンカですよ。『おかしくないですか?』『何が悪いんですか』って」

 

 大吉の恨みはつゆ知らず、その後、東京に進出し、グラビア活動などを経て、『クイズ!ヘキサゴン2』で「おバカタレント」として大ブレイクしたスザンヌ。同番組で「おバカ回答」を競っていた里田まい、木下優樹菜と、女性3人組アイドルグループ「Pabo」を結成し、歌手デビューも果たした。

 

「マネージャーさんに『東京に出てみない?』と言われて。それで出てきたのが19歳でした。

 

 そして、フジテレビのチーフ・プロデューサーに『本当に頭が悪いけど、君ならいけそうだ。事務所が違うけど、一緒のグループでやってみないか』ということでPaboをやることになったんです」

 

 ふつうなら腹を立ててもおかしくないエピソードだが、おっとり癒し系のスザンヌは、ニコニコしながら嬉しそうに語っていた。この人懐っこさは、酔うとさらに増すようで……。

 

「明るくなって、いろんな人と仲良くなるんですよ。このあいだも近くで飲んでいた男性と仲良くなって、相手は韓国の人でした。わたしは日本語しか喋れないのに、意気投合してラインまで交換したんですけど、『どういうことだ?』とは思っていました。

 

 次の日、朝ごはんに誘われたけど、飲んでるときと同じテンションではいられないので、そこで終わりです(笑)」

 

 離婚してひとりで育てきた子供は、今年で5歳。新しい出会いはないのだろうか。

 

「出会わないです~。最近これ(親指を立てて、男性を示す)はいないんですよ~。わたしもですけど、息子の目が厳しくて。2人きりでご飯食べに行く機会もないですから……」

 

 そう話しながら、トップスから出た肩と鎖骨をなまめかしげに触り、向かいの席に座るMC男性陣の目を引くスザンヌ。「なんでそんな仕草を?」と突っ込まれると、小悪魔スマイルを浮かべながら、可愛らしく詫びた。

 

「息子の遠足の付き添いで日焼けしちゃって……。紛らわしい態度をしてすみません」

 

 子育てに奔走しても、元来の「魔性」は健在のようだ。

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