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パンサー尾形、吉本坂46でアイドルするも、雑な扱いに憤慨

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.13 11:00 最終更新日:2019.06.13 11:00

パンサー尾形、吉本坂46でアイドルするも、雑な扱いに憤慨

 

 尾形貴弘(42)は、2008年、1年後輩の菅良太郎(37)、3年後輩の向井慧(33)とともに、お笑いトリオ「パンサー」を結成した。

 

 尾形は常に汗をかきながら「サンキュー!」と元気よく大声で叫ぶギャグを持っているからか、菅がボケ担当、向井がツッコミ担当、尾形は元気担当と言われている。

 

 

 そんな尾形が、今度はアイドル「吉本坂46」の選抜メンバーに選ばれ、元気いっぱい汗をかいているということで、話を聞いてみた。

 

ーーアイドルをやってみて、お笑いとの違いを感じたことはありましたか?

 

尾形 アイドルのお客さんは、芸人のギャグをめちゃくちゃフッて来るんですよ。失礼というか……いい意味で。

 

ーー「いい意味で失礼」ってどういうことですか?

 

尾形 お笑いのお客さんはそんなことないですが、アイドルのお客さんは(ギャグのフリ方が雑で)「はい、面白いこと!」とか、めちゃくちゃなフリをやって来るんですよ、いい意味で!

 

ーー「いい意味で」ってなんなんですか。よくないでしょ(笑)。

 

尾形 芸人として鍛えられるという意味では、いいということです。

 

ーーなるほど。アイドル活動は楽しくやれてますか。

 

尾形 今年の2月に東京ビッグサイトで吉本坂46の握手会があったんですよ。マネージャーに指定された待ち合わせ場所がビッグサイトの正面の門だったんです。僕がそこに行ったら、握手会の日だから、ファンがめちゃくちゃいるわけですよ。それでそこにいるファンが「尾形さんだ!」ってなって、その場で握手を求められて、僕、全員と握手しちゃって。

 

ーーいや、握手会が始まる前に、無料で握手しちゃダメじゃないですか(笑)。

 

尾形 そうなんですよ。僕、無料で全員と握手しちゃってんだから! それに、普通タレントは会場の裏から入るでしょ。それをド正面で待ち合わせって「どこで待ち合わせしてんだ」って話ですよ。僕の扱いが荒すぎるでしょ。

 

ーー確かにアイドルなのにひどい扱いですね(笑)。でも尾形さんは結婚されているのに、アイドルをやっているんですよね。

 

尾形 そうですね。僕は結婚して、頭金なしの35年ローンで家を買ったんですよ。月17万円を75歳まで払うんです。だから吉本坂46はお金のためにやっているところはあります。

 

ーーお金のためにやるアイドルって! それは言っちゃダメでしょ(笑)。

 

尾形 本当なんですもん。9割ぐらい、その気持ちですよ。

 

ーーほぼ、お金目当てじゃないですか!

 

尾形 だから今回発売されたセカンドシングル『今夜はええやん』を売って、家のローンにあてたいんです。

 

ーーぶっちゃけすぎです(笑)。そのわりには、吉本坂46の個別CD売り上げで、後輩のレインボー池田さんが2位で3300枚も売っているなか、尾形さんは46人中28位で482枚と、あまりふるいませんでしたが。

 

尾形 でも、知り合いの社長さんたちが頑張ってくれましたよ。選抜メンバーは社長の友達とか出世してる同級生が多いんです。

 

ーーその社長さんと飲みに行ったりしてるんですか?

 

尾形 全然してますよ。下から下から行って。もうちょっと社長に頑張ってもらわないと。

 

ーーいや社長頼みになってますやん。社長が応援してくれるアイドルって、どんなアイドルですか!

 

取材・文/インタビューマン山下
 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・お笑い記者

 

※吉本坂46 セカンドシングル「今夜はええやん」発売中

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