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吉本新喜劇・未知やすえ、一番ウケるキレ芸は「夫への小言(笑)」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.16 16:00 最終更新日:2019.06.16 16:00
1959年の誕生以来、60年にわたって笑いを届けてきた吉本新喜劇。なかでも人々の記憶に強く残っているのが、数々の「名物ギャグ」だ。
新喜劇の本拠地・大阪で200人に聞いたアンケートをもとに、歴史を彩ってきたギャグをランキングにまとめたところ、1位に選ばれたのが、未知やすえの「こわかった~」だ。
コワモテキャラに啖呵を切るところからはじまり、最後に「こわかった~」とかわいくオトす一連の流れに、「気持ちいいキレ芸と、可愛いオチのギャップが好き」という声が、多数寄せられた。
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「キレるくだりをやったのは、まだ新喜劇に入る前、漫才をやっていたころに、歌の合間に新喜劇の人たちがコントをする『ポケットミュージカルス』で、不良役をやらせてもらったのが最初ですね。
不良でもなかったし、自分でもどこからその言葉が出てきたのかわからないんですけど、当時からリアルに痛そうな言葉を使ってました。10代のコがそんなこと言うから、ウケたんですよね。
新喜劇に入ってからも、お芝居の流れでキレることはあって、それがだんだん短いワードでキレるようになって、ギャグみたいになっていったという感じですね。
あとは、内場くん(元座長の内場勝則)と結婚したのも大きいかもしれません。やっぱり、内場くんにキレるときがいちばんウケますから。『たまにはごはん連れていけ!』とか、ふだんは言わない小言をぶつけて、発散してるからでしょうね(笑)。
1位と聞いて、『すごいギャグの数々のなかで、私?』って思いましたけど、大阪の人に選んでいただけたというのが嬉しいし、すごく光栄やなと思います。これからもキレ方の新しいバージョンやワードを見つけていきたいですね」
みちやすえ
1963年8月7日生まれ。1984年、漫才コンビ解散の翌日に吉本新喜劇入団。夫は同じ新喜劇で座長を務めた内場勝則
(週刊FLASH 2019年6月18日号)