アイドル、お笑い、コメンテーター……。いまや、芸能界に欠かせない存在となった、ハーフタレント。華やかなイメージの彼らだが、彼らなりの悩みがあるという。今回、4人のハーフタレントに、そんな悩みを語ってもらった!
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マービンJr.(以下:マ)「奥ちゃんは、もともとAKB48のメンバーだったんですよね?」
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奥真奈美(以下:奥)「そうです。10歳でAKB48に入り、一度芸能界をやめたんですけど、2018年に復帰しました」
マ「10歳でAKB48! ハーフって、ほかの子より成長が早かったりしますよね」
奥「そうなんです。小学校のとき、駅の改札で中学生に間違われて、止められたりしました」
アンジェラ芽衣(以下:ア)「私もあります! 私、小学6年生のとき、すでに身長が168cmあったんです。改札で駅員さんに止められても、自分を小学生だと証明するものがないんですよね」
マ「僕なんか、小学1年生で体重60kgでしたから(笑)。僕以外はみんな20代ですけど、周囲にハーフは多かったですか? ちなみに僕は、クラスで自分だけでした」
ア「私は埼玉出身なんですが、クラスに3人くらいはハーフの子がいましたよ」
福田愛大(以下:福)「僕のまわりには、自分以外いませんでしたね。地元は川崎です」
マ「じゃあ、子供のころ相当イジられたでしょ? 小学生ぐらいだと、悪気なくイジってきますから。僕なんて、スチールウールを燃やす理科の実験のとき、みんなが『わー、マービンが燃えてる!』って(笑)」
奥「それはひどい!」
マ「でもあのときは、『ウケておいしいな』って思ってましたね」
奥「マービンさんは、顔が日本人寄りですよね。うらやましいなあ」
マ「奥ちゃんみたいな美人のほうが、いいでしょう!」
奥「高確率で聞かれるじゃないですか。『どことどこのハーフ?』って」
ア「たしかに、必ず聞かれますよね」
マ「これまでの人生でトータルすると、その質問で3、4日は損してるような……」
福「僕の場合は、ハーフではなく、たんなる外国人だと思われることが多いんです。でも僕、英語が話せないから。結局、ハーフだって説明しなきゃいけなくて(笑)」
ア「やっぱり、外国の方から英語で話しかけられることは多いですか?」
福「多いですねぇ~。何言ってるかわからないけど、とりあえず『OK、OK』と答えて、すぐにイヤホンで『逃避』しちゃいます」
ア「私、英語を勉強している人から、英語で話しかけられることがよくあるんですよ。外国の方と話したいんでしょうけど、私もぜんぜん話せないんです。
『いや、英語わからないです』って言うと『あれ? 日本人か』みたいな」