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ブラマヨ吉田、執筆5年のエッセイ本を刊行するも「書店に在庫がないんだよ!」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.21 11:00 最終更新日:2022.02.14 18:47

ブラマヨ吉田、執筆5年のエッセイ本を刊行するも「書店に在庫がないんだよ!」

 

ブラックマヨネーズ」は、ボケ担当の吉田敬(45)とツッコミ担当の小杉竜一(45)からなる、結成21年目のお笑いコンビ。

 

 2005年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で優勝したことをきっかけに全国に知られる存在となった。吉田は最近、エッセイ本『黒いマヨネーズ』を刊行したのだが、自身の著書への熱い思いを聞いた。

 

 

――今回の本は、連載で5年という歳月を費やしたということもあり、かなりご自身の愛を注いだものだとお聞きしましたが。

 

吉田 家で酒を飲みながらテレビを見たりしているときも、ネタをずっと探してました。なんか思いついたら、小さいメモ用紙に書いたりして、原案みたいなのは毎日考えていました。

 

 連載が毎月25日の締切だったんですけど、その25日に向かって集まったネタをもとにして書くんですけど、書き終わった後の毎月の解放感はすごかったですね。

 

――本業ではない本に、かなりの時間と労力をかけていますね。

 

吉田 テレビ(の収録)とかでコメントを思いついて、言おうかなと思うんですけど、「これは連載に置いとこう」とか。

 

――え! テレビより本に取っておくってすごいですね。本を読むと、「この話はブラックマヨネーズの漫才でもできるんじゃない?」というのもありましたが。

 

吉田 書きながら、漫才にできそうだなというのも思いますけど、僕らの漫才は小杉と2人でいるときに話し合って作るんですよ。

 

――なるほど。コンビの漫才とは分けて考えているんですね。それだけ愛情を注ぎこむと、売れ行きの方も気になるんじゃないですか?

 

吉田 僕の実家の目の前に中型店の本屋さんがあるんですけど。(店側も)吉田の地元やということは絶対にわかってるはずなんですが、そこに本が置いてなかったときは腹が立ちました。 「一番、俺を愛してくれよ」と。

 

――それはショックですね。

 

吉田 こっそり嫁と見に行ったんですけど「ないな~」って。そしたら嫁に「私、聞いてこようか?」と言われて「ええよ、ええよ」って。大型店の本屋にもなくて、嫁に「聞いてこようか?」って。さすがに大型店でないのはまずいやろうと思ったんで「ちょっと聞いてきて」って。

 

 店員さんに聞いたら「売り切れです」と。「次の入荷はありますか?」って聞いたら「もちろんあります」って、店員さんが素早く受け答えしてくれて。あの本は絶対にすぐまた入れるという感じだったらしくて、それは嫁も喜んでました。だからホンマに再入荷してるか、見に行かないとダメです。

 

――いや、いいでしょ! 本屋さんを信じましょうよ(笑)。

 

吉田 一応見に行きたいです。何冊いれたのか。

 

――細かいですね!

 

取材・文/インタビューマン山下
 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・お笑い記者

 

※ブラックマヨネーズ吉田敬のエッセイ『黒いマヨネーズ』(幻冬舎)発売中

 

 

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