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セクシー女優6人が舞台に挑戦して学んだ「やっぱり生は違うわ!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.05 20:00 最終更新日:2019.07.05 23:57
7月4日から人気セクシー女優、本庄鈴、AIKA、つぼみ、あべみかこ、山岸逢花、加藤あやの6人による舞台『無慈悲な光』が開演した。脚本は「ぐりむの法則」などを主催する作家で演出家のえのもとぐりむ氏で、かつて描き下ろした舞台『マウスの道徳』を女性だけのものに書き換えたのだという。
本格的舞台に挑戦した彼女たちに話を聞いた。
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――普段の活動とは違い、舞台で演じることで感じたことはありますか?
「もともと声が小さくて通りにくいので、お客さんのところまで声が届くか心配でした。普段の撮影で発声練習を教えてもらうことなどないですが、スタッフの方々にいろいろ教えていただき、自分でもびっくりするくらい声が出るようになりました。人生で一度も怒鳴ったことがないので、苦戦しました(笑)。
ただ大きな声を出すだけではなく、抑揚だったり目線や動きによって怒っているように見えるということに気づき、お芝居って深いなと感じました」(本庄鈴)
「普段の撮影のようにカットが無いので、すべて一言一句セリフを覚えてから、初めて演出に集中できるので、セリフを覚えるまで本当に苦労しました。稽古が終わり、みんなでご飯を食べているときも、ここがよかった、ここはこうしたらいいと思うなど、みんながみんなを高め合う会話ができたのは初めての経験でした。
日々の積み重ねを楽しみながら出来たからこそ、本番に挑めるのが嬉しかったです」(AIKA)
「AVの撮影では、台本のセリフを一言一句覚えることはほぼないので、今回のようにセリフがたくさんある台本を覚えるのは本当に大変でした。シリアスなやり取りも多く、よく読み返すとセリフに韻が含まれているところもあり、苦労しながらも面白く覚えることができました。
演じる役についてアドバイスもらうことなんて普段ないのですが、『こうすると役にのめり込むことができる』という近道を教えてもらい、舞台の面白さ、表現力の大事さを学びました」(つぼみ)
「やり直しがきく、カットができるなど、ユーザーの顔が目の前で見られない普段の撮影とは違い、リアルタイムでセリフを言い、お客さんの顔が見える……そして脱がない舞台。
やり直せないので、どれだけ練習しても本番では何が起こるかわからない。セリフが飛んだらどうしようなど不安でいっぱいですが、その緊張感を楽しめるのが舞台だと感じました」(あべみかこ)
「AVのドラマ撮影では、自分のセリフや見せ方を気にしますが、舞台ではセリフのないところでも役の気持ちを汲み取って行動するのが楽しいです。それを言葉だけではなく、立ち居振る舞いや表情などで伝えたくても、思っている以上に伝わらず、難しく感じました。
普段の現場では作品の話をしないですが、舞台のここが好きとかこの曲がいいとか、プライベートな話も盛り上がりました」(山岸逢花)
「やっぱりセリフを覚えるのが大変でした。家で覚えたと思っても稽古場で動きをつけると忘れてしまう。セリフが出てくるようになっても、緊張しがちなので、セリフが早くなったり声が小さくなったりしてしまうんです。
AIKAちゃんとご飯を食べに行ったとき、セリフ合わせをして。普段の撮影ではセリフ合わせなんてないので、とても新鮮で。私が練習で落ち込んでしまったことをAIKAちゃんに話すと、プラスに引っ張ってくれて元気をくれました」(加藤あやの)
――最後にひとことお願いします!
「AV女優だってここまでできるんだぞ! ってところを見て欲しいです」(あべみかこ)
「この公演以外に二度とやらないし、DVDにならないので、とても貴重なものです。本当に感謝。ありがとうございます!」(AIKA)
DVDなどでは味わえない舞台は生モノ。ぜひ本物を味わってほしい。
※舞台『無慈悲な光』は東京・下北沢giki地下libertyにて7月7日まで開催