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霜降り明星、暗黒期に出囃子をビートルズ「ヘルプ!」に

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.07.07 20:00FLASH編集部

霜降り明星、暗黒期に出囃子をビートルズ「ヘルプ!」に

 

 霜降り明星が7月4日放送の『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)で「暗黒期」を語った。

 

 粗品はピン芸人として『2012オールザッツ漫才』(毎日放送)で優勝。その後、コンビを組んだせいやへの風当たりが厳しく、せいやは「俺のことをお客さんも身内も全員嫌いやった」と振り返った。


 


 さらに、ファンが0人という状況が続き、「ほんま地獄やった。自分の人生って逆境ばっかり」と自信を喪失。

 

 当時、本名の「石川晟也」を名乗っていたが、「せいや」に改名した。それをかまいたち・山内健司に報告するが「聞いた聞いた。せいやの話は4回聞いた!」と緊張のあまり4回も伝えてキレられたという。

 

 そんな状況でせいやは「居場所なかったです。階段で着替えて。先輩と会わんようにバーって走って逃げるみたいな」と葛藤していたことを明かした。

 

 舞台に出るときに流す出囃子をビートルズの『ヘルプ!』にしたが、それは「それぐらい『助けてくれ』ってぐらい暗黒やったから」と振り返った。

 

 その後、せいやも実力をつけて、2018年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で優勝。

 

 彼らの漫才の魅力を、2018年12月6日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、2008年の『M-1』王者NON STYLEの石田明が分析している。

 

 石田は「霜降りのテンポのよさの秘密は、粗品ってピンでフリップやっていて、せいやが『動くフリップ』なんです」と解説。



 そのため「後半、畳み掛けるときに、せいやを見ずにツッコんでいるときもあるんですよ。あれはもう『フリップの間』なんです」と語り、「もうめちゃくちゃ2人でタイミングも合わせてるからこそできる所業」と絶賛していた。

 

 暗黒期を脱して、見事コンビの芸を確立させた霜降り明星。今後もさらに人気が出そうだ。

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