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木村多江「しゃもじ顔」で整形を考えるも高すぎてやめた
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.11 20:00 最終更新日:2019.07.11 20:00
木村多江が、7月8日放送の『ごごナマ』(NHK総合)で知られざる素顔を明かした。
木村は「一人で創作落語をしていた」というウワサに、「若い頃、自分の声が嫌いで、声の研究の一環として始めた」と、演技の幅を広げるためにおこなっていたことを認める。
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その結果、「人に心地いい声を出していこう」と決意。その場で創作落語をムチャぶりされ、見事に演じきっていた。
また、「朝から考え事をしていたら日が暮れた」と明かし、「考えることが大好きで、妄想していると時間が経っちゃう。木がワサワサしているとしゃべっているみたいでアテレコする」と独特すぎる頭の中を明かした。
さらに「顔の整形を考えたことがある?」という質問に、まさかの「YES」と回答。「マネージャーに『しゃもじみたいな顔だね』と言われて病院まで行ったけど、値段が高くてやめた」と話した。
数々の名演技で知られる木村だが、「狂気的な役が好き」と明かし、ドラマ『リング 最終章』(フジテレビ系)の貞子役や映画『東京島』では、ヘビの皮を剥ぎ取る女などエキセントリックな役柄を演じてきた。
狂気的な役に「楽しい。日常的に演じられないし、狂気は人の中にあるけど見せないもの。昔は(途中で)死ぬ役が多かったけど、生き残るようになって監督に『生きていていいんですか?』って聞いた」と話してスタジオを笑わせた。
薄幸美女の役も多い木村だが、2017年9月16日に行われた映画『望郷』の初日舞台あいさつでは、「幸薄い役をたくさんやらせていただくのですが、毎回苦しいんです」と打ち明けた。
同作では古いしきたりに縛られ、窮屈な生活を送る主人公の母親役で、「演じるには自分を削って苦しい時間を過ごさないといけないので、一歩踏み出すのにものすごく勇気がいる」と語っていた。
多彩な役をこなすが、内観することを怠らず、深い洞察力があるからこその演技力のようだ。