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大森南朋、たけし映画の撮影は「ずっと首に刃物がある感じ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.12 16:00 最終更新日:2019.07.12 16:00
7月9日、『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系)に俳優の大森南朋が出演し、『アウトレイジ』撮影現場で垣間見えた、ビートたけしの映画監督としての顔について語った。
大森は、ビートたけしの映画に出演したときのことについて、「たけしさんは、僕の中だと監督オブ監督っていうか。もともとたけしさんの映画がすごい好きで、やっぱり俳優続けようと思ったこともあるので」と熱く語りだす。
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「『アウトレイジ』の(撮影)時、現場がしーんとしてるんですよ。張り詰めたやつなんです。監督が真ん中になって、絶対バラエティのときより小さい声でいろいろ説明している。そこに技術部さんが集まっていて。
たけしさんと2人でやるときも、技術部さんの後ろで聞いていてもちょっと何言ってるかわからないときがある。まあ始まっちゃえば、なんとなくこう動くのかってわかるんですけど」
普段テレビ番組に出演している親しみやすいたけしとは、まったく違う表情が撮影現場では見られるという。
「何がすごいって、どの現場に行っても、たけしさんを中心に、すべてのスタッフ・俳優が動いてる。それが監督オブ監督というか。変な大きい声出したりもしないですし。
よく昔の監督とかだと、すごい怖い人とか、怒号が飛び交ったって言いますけど、全然そんなことはなく、粛々と進むのがより怖い。ずーっとここ(首元)に刃物みたいなのがある感じ」
大森は、『アウトレイジ』シリーズに対して、並々ならぬ憧れを持っていたという。
2017年10月8日の『映画.com』では、『アウトレイジ』のオファーについて、「あこがれていたシリーズですし、僕らの青春はそこだったので。1、2と拝見させていただいて加瀬亮さんしかり、2の桐谷健太さん、新井浩文さんしかり、田中哲司さんも出ていますし、しっとというかねたみというか、僕の出番はいつ来るんだろうと思っていましたから、非常に幸せな気持ちで参加させてもらいました」と語っている。
当のビートたけし自身は、『アウトレイジ』撮影後の取材で、「最後の大勝負で“大やくざ戦争”をやろうと思っている。日本の有名な男優、個性の強い男優を全部集めて、どっかん、どっかんやりたいなと思うね」(2017年10月8日『映画.com』)と語っている。たけし最後の大勝負に出たいと思う役者は多いことだろう。