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比嘉愛未、ドラマ『TWO WEEKS』ロケ現場で告白した30代の決意

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.07.16 06:00FLASH編集部

 比嘉愛未、ドラマ『TWO WEEKS』ロケ現場で告白した30代の決意

 

「29歳のときに、一度リセットして、もう一歩先へ進みたいって思ったんです」  

 

 女優としてデビュー15年めを迎えた、比嘉愛未ドラマ『コード・ブルー』シリーズ(フジテレビ系)の看護師・冴島はるか役など、きりっとした役の印象が強い彼女だが、そんなイメージやキャラクターとは、「正反対の役に挑戦していこう」と決めたという。

 

 

「大人になると、責任も出てくるし、失敗が怖くなってきます。でもそれは、世間からの評価より、自分自身のプライドが傷つくのが嫌だから、怖いだけなのかなって。

 

 そう思ったら、30代はまだ人生の、何分の1かが過ぎただけ。『いっぱい失敗して、40代、50代とさらに大きくなるための修業期間』と思えるようになりました」

 

朝7時にスタジオ入り、撮影は夜20時まで続く

 

 7月16日から始まる新ドラマ『TWO WEEKS』では、初めて連続ドラマで母親役を演じる。

 

「今回の母親役も、毎回、現場ではドッキドキで、内心はつねに緊張してます。でも、(娘役の)来泉ちゃんが本当に愛おしくて。本番以外でも触れ合って、コミュニケーションを取ってます。

 

 自然と温かい愛情が湧き出てくるんですよね。『これが母性なのかな』って思いながら、演じてます(笑)。母親特有の『柔らかさ』と『優しさ』を出せたらなって」

 

 同作は、2週間の逃亡を描く、タイムリミットサスペンス。

 

「スリリングで、息をのむような展開。その中に、私と白血病を患った娘の、せつない闘病生活も描かれます。主演の三浦春馬さんが全力で走りまわる作品で、夏にはぴったりだと思います」

 

 6月に33歳になったばかり。女性としての結婚観は?

 

「お互いのマイナス面を、プラス面で支え合っているような関係が理想的。私は支えられたいタイプなんですが、気がつくと支えていることが多いかもしれません(笑)。

 

 頑固な部分と譲れない正義感みたいなものがあって、『三歩下がって』というより、前を歩いていくタイプ」

 

 現在、NHK連続テレビ小説『なつぞら』では、老舗カフェ・川村屋の妖艶なマダムを演じている。

 

「とにかく派手ですが、あの衣装を身にまとった瞬間から、動きが違って、自然と体が『しなやかさ』を作っちゃうんです(笑)。主演した『どんど晴れ』(2007年)以来、13年ぶりに朝ドラに帰ってきて、感慨深いです。

 

(『コード・ブルー』の)冴島はるかも、自分の中のもう一人の別人格みたいな感覚で、女性として、生き方が魅力的だなって思います。

 

 でも今後は、彼女のようなクールな役だけではなくて、柔らかい役や、機会があればコメディも演じていきたいですね」


ひがまなみ
1986年6月14日生まれ 沖縄県出身 2006年にNHK連続テレビ小説『どんど晴れ』のオーディションに合格し、ヒロインを演じる。おもな出演作にドラマ『コード・ブルー』シリーズ、『DOCTORS~最強の名医~』シリーズ(テレビ朝日系)などがある

 

写真・木村哲夫

 

※『TWO WEEKS』は7月16日より毎週火曜日21時から、カンテレ・フジテレビ系にて放送

 

(週刊FLASH 2019年7月23・30日号)

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