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高橋みなみ「チコちゃんに攻められるのも、今では心地いい」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.07.19 06:00FLASH編集部

高橋みなみ「チコちゃんに攻められるのも、今では心地いい」

 

 永遠の5歳児・チコちゃんが、日常の素朴な疑問を、岡村隆史をはじめとする出演者に投げかけ、答えられなければ間髪を容れずに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と一喝。

 

 そんな斬新な演出が話題のバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』(NHK)が愛される理由とは? これまで4回出演している高橋みなみに、その魅力を聞いた。

 

 

――記念すべき初回放送に出演。番組の最初の印象を教えてください。

 

 いつもテレビの収録は緊張するのですが、チコちゃんから質問をもらった瞬間は、緊張ではなく、すごく焦りました。身近なものに関する質問なのに、答えを導き出そうとしても、びっくりするくらいわからない!

 

 AKB48グループの総監督も務めていたので、どんな質問にも答えられるくらい鍛えられていると思っていたのですが、その自信があっという間に崩れました。答えをなんとか絞り出そうと、収録を忘れて必死になっていました(笑)。

 

――いちばん印象に残る質問は?

 

「どうしてパンダは白と黒なの?」です。答えは、「笹を食べているから」でしたが、チコちゃんに答えを教えてもらっても、「どういうこと?」と(笑)。

 

 答えがわからなくて叱られて、答えを教えてもらってもわからなくて、という2段オチの感覚でした。それから、「なぜペットボトルに凹凸があるの?」という質問も印象に残っています。

 

 入れる中身によってペットボトルの形を変えているという解説を聞いて、ふだんなにげなく使っているものにも、いろんな努力が詰まっているとわかり、感激しました。

 

――でも、出演した4回ともチコちゃんに叱られていますよね?

 

 やっぱりボーっと生きているんでしょうね(笑)。じつは、最初に叱られたときは悔しかったんです。それが、何度か言われているうちに、今はわからないことはチコちゃんに教えてもらおうという感覚になりました(笑)。

 

 岡村さんやほかの出演者の方と必死に考えて、5歳のチコちゃんに痛烈に攻められるという流れも、今では心地いい。

 

 それに、あんなふうに叱られても、かわいいなって許せちゃう魅力がチコちゃんにはあると思います。キャラクターとしてもかわいくて、出演時にいただいたパスケースはお気に入りです!

 

――実際にチコちゃんみたいな子がいたらどうですか?

 

 ワクワクしますね。でも、こんなキャラクターのコがアイドルグループにいたら、たぶん注意されますけど(笑)。10代や20代ではダメ。子供の魔法というか、愛らしい5歳児だから、子供からお年寄りまで好かれているのだと思います。

 

 本当に、5歳であの豊富な知識と会話のセンスはすごすぎる! ぜひチコちゃんのご両親に会いたいですね。「父です」とか言いながら、フラッと番組にも出演してほしいです(笑)。

 

 そして、次に出演できたときは、本気でチコりたい(正解したい)です!

 

たかはしみなみ
 1991年4月8日生まれ 東京都出身 AKB48グループの初代総監督を務め、2016年に卒業。NHK Eテレ『いじめをノックアウト』、NHK総合『首都圏情報 ネタドリ!』(隔週出演)のMCを務めるなど、テレビ、ラジオなどで幅広く活躍中

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