お笑いコンビ・キングコングが、7月21日に公開された『毎週キングコング』(YouTube)で、過去にあったポスター撮影でのトラブルを語った。
番組で梶原は「21~22ぐらいで(漫才の)単独ライブのポスターを撮ることになった。いざ準備されたのがスーツとかじゃなくて、勝手に体操服とかサンタクロースとか楽しい(雰囲気の)衣装を用意されていた」と説明する。
先に1人で現場入りした梶原が、衣装を見て、内心「え? なにこれ。全然聞いていない」となるも、撮影スタッフからは「『楽しい感じ』でと聞いていまして、キングコングさんらしく可愛らしいものを用意させていただきました」と言われたという。
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不満ながらも、体操服を着て、相方の西野亮廣を待っていた梶原は、その後の展開をこう振り返る。
「遅れること10分ぐらいかな。西野が『おはようございます』って来て。その衣装をバーっと見たら『帰ります』って」
あらかじめ「こんな画がいい」と考えていた西野が怒って帰ってしまい、1人残された梶原。西野からはメールで「ごめん無理」との連絡があり、「了解。うまいことやっとくわ」と返信したという。
「そっからが地獄。キレて帰ったから変な空気になっている。スタッフもカメラマンも焦りまくってるから、俺は決断したよ。『よし、撮りましょう!』って。体操服で、その場をなだめるための撮影会が始まった」
結局、ポスターは世に出ることはなかったが、衣装選びに責任のないカメラマンも、なぜか謝ってきたと明かしていた。
ちなみに西野は、2017年に行われた絵本の展覧会のインタビューで、現場ディレクターの空気を読まない「印税独り占めですか?」「お高くとまってんすかぁ?」などの質問に激怒。やはり途中でその場を立ち去っている。西野は2017年4月29日付けのブログで、信頼関係のないイジリにより「チビッコ達が本当に悲しそうな顔をしていた」ため退席したと説明している。
『毎週キングコング』では、収録前日の雑誌の表紙撮影で、カメラマンの要求に恥ずかしがりながらもきちんと応じていたため、「すごい大人になった」と梶原から言われていた西野。現場から帰ってしまうのは、それ相応の理由があるようだ。