寺島しのぶ、フランス人の夫は自由人「突然イスラエルに一人旅」

　7月23日放送の『川柳居酒屋なつみ』に、女優の寺島しのぶが出演。フランス人の夫との夫婦生活を赤裸々に語った。

　寺島は、番組開始早々に、夫に対する不満を打ち明け出した。

「最近の話なんですけど、主人が突然一人旅に出たいって言いだしたんですよ。フランス人だから、もう気ままなんです。たまにあるんですけど、自分を探しに行く旅に出るっていう」

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　寺島は舞台で忙しい時期だったが、自分探しということで旅行を許可したという。

「それでイスラエルに行ってたんです、10日間ぐらい。帰ってきたら、期待するじゃないですか。さぞちゃんと、いろんなものを（見つけてきたんだろうと）。

　でも、ずっと寝てるんですよ。土日とかも、子供は久しぶりにパパが帰ってきた！　って遊ぶ気満々なんです。だけどずっと寝てて。むかついたから部屋でサッカーやりだしたんですよ、私たち。そのボールが主人のお腹に当たったんだけど、まったく起きずにずっと寝てるっていう、このムカムカ感！」

　そんな自由な夫に振り回されつつも、仲のよい夫婦生活を送っているようだ。寺島家にはルールがいくつかあるようで、「ママ、パパっていう呼び合いは絶対ダメ。子供はOKです。でも（親が）お互いにパパはね、とかは無し。あと子供の口にチューは駄目。ほっぺじゃないとダメ。『しのぶの口は俺のもの』って」と語っていた。

　寺島家への結婚挨拶についても、逸話があるという。

「（主人が）父と初めて会って。父はもう酒すごい飲むので、ぐいぐい飲んで、ローランにもぐいぐい（お酒を）勧めて。2人で泥酔になっちゃって。

　でも最後に（主人が）『お父さん、しのぶさんとコッケンさせてください』って言って。あまりに緊張しちゃって、結婚がコッケンになっちゃって。（夫は）練習してたんですよね。日本語の先生をつけて、そういう言い方をいろいろ教わって。でもその『コッケン』でみんな大爆笑で、『ああよろしく』って」

　2007年に結婚して今年で12年。気ままな夫への愚痴を言いながらも、幸せそうな夫婦生活が垣間見えた。