手島優「他のバラドルは常にチェック。全員邪魔だよって（笑）」

『ゴッドタン』（テレビ東京系）や『ロンドンハーツ』（テレビ朝日系）などでのバラエティ番組はもちろん、女優やモデルとしても活躍の場を広げ、再注目を集める手島優。そんな脂の乗った彼女に、ライバル視する芸能人、憧れの芸能人について聞いてみた。

――バラエティタレントでライバルだと思う方をあげてください。
　　
「あんまりキャラが被る人がいないから、ライバルって人がいないのかもしれないんだけど、これだと使われないんですよね（笑）。

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　最近思ったのがぺえさん。メイクのビフォーアフターがやばいんですよ。でもぺえさんの方がフォロワーも全然多いし若いし。影響力がむちゃくちゃ大きい（笑）。だからやっぱり違うのかな。

　野呂佳代ちゃんって答えてた時期もあったんですけど、私ってセクシー売りだから違うよなって。朝日奈央ちゃんって言ってた時期もあるけど、彼女はフレッシュだから違うなって。旬だからつぶそうと思って言ってたんですけど、ダメでしたね（笑）。でも、仲はいいんですよ！

　明日香きららさんほどエロいわけでもないし。グラビア出身のバラドルっていっぱいいるけど、あがめられている人が多くて、女優さんになったりしてるから、ライバルって感じではないなと。小池栄子さん、MEGUMIさんとかは憧れているけど、ライバルって言ったらぶっ殺されますね（笑）」

　　
――好きなMCの方をあげて下さい。

「今田耕司さんはイジり方がとてもうまくて。私のイジり方を研究してくださっているのか知らないですけど、変に気をつかわないで接してくれるので、こちらも緊張しなくて済むんです。

　
　有吉弘行さんは、デビュー当時から見ていただいてるから、ちゃんとおかしくなるようにいじってくれるんです。私のキャラとかをわざわざ拾いにきてくれるMCの人はやりやすいですね。

　劇団ひとりさんは、世界観が独特だから、はまれば最高なんですけど、はまらなければすごくクールで怖い（笑）。オンエア上では面白く編集されているけど、私は恐怖していることあります（笑）。

　おぎやはぎさんには、あの2人の独特のテンポがあって、そこに入っていくのが難しいときがありますね。世界観が日によったり企画によったりで変わってくるんですよ（笑）。

『ゴッドタン』（テレビ東京系）は企画自体がとがってるから今日はどこに合わせればいいんだろうってのが難しいですね。ゴッドタンメンバーはもちろん好きなんですけど、やりやすいかどうかっていわれると……（笑）。

　はまってみたいなと思うMCは、バカリズムさん。顔が好きだし、シュールにボソッというボケが大好きで。アシスタントとして、隣でずっと聞いていたいですね（笑）。いま完全にはまっていないからこそ、はまってみたいなと」

――憧れのバラエティタレントをあげてください。

「井森美幸さんですね！　同じ北関東出身だし、ずっと長く安定して出ていらっしゃるので。テレビで見ていて安心感があるんですよね。しかも、お昼にも対応できるし、深夜のマニアックなものにも対応できるし。それでいてずっときれいだし。

　少し抜けているところもいいですよね。嫌いって言っている人を見たことがないです。コメントも気取っていなくて。あの感じをずーっとやっているのがすごい。唯一無二の『井森美幸枠』だと思うんですよね。

　あとは、若槻千夏さん。今の事務所に入りたいなって思ったきっかけでもありますし。一回充電期間を経たのに、前よりもさらにキレが増している感じもあって。グラビアでも一世風靡して、コメント力もある。ギャル枠であっても下品さがない。一回頭の中を覗いてみたいですよね！　私は脳みそつるつる。これからしわを増やそうと揉んでます」

――令和になりましたが、今後どのようなバラエティタレントが求められてくると思いますか？

「暗いことが多くなってきた世の中で、賢さも求められているのかなと。ただの天然の人、ただの元気な人だけじゃなくて、政治も知ってて雑学もあってっていう人かな。

　脳内ハッピーだったりパリピみたいな感じに、プラスして知的な部分があるといいかなって。元気娘！　みたいな感じは、鼻につくからダメです（笑）。そう考えると、ベッキーさんが一番近いのかな。

　やっぱり、他のバラドルは常にチェックしていますよ。全員邪魔だって思いながらね（笑）」

写真・橋本雅司

てじまゆう　1982年8月27日生まれ　栃木県出身　T165・B95（I）W58H86　6月に放送された三浦大輔監督のフェイクドキュメンタリー『人間の証』（フジテレビ系）でデリヘル嬢役を演じ話題に。8月27日に関西コレクションへの出演が決定