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じゅんいちダビッドソンの「ソロキャンプ俺流儀」雑にいこうぜ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.29 16:00 最終更新日:2020.02.14 22:02
いま、中高年男性を中心に、おひとりさまの「ソロキャンプ」がブームだ。男たちは不便な山で、なぜあえてひとりでキャンプをするのか。キャンプにどっぷりハマっている、ピン芸人のじゅんいちダビッドソン(44)が、その魅力と「俺流儀」を語った。
「僕はあまりこだわるタイプではない」と語るのは、こだわりの男、サッカー・本田圭佑選手のものまねが売りの、じゅんいちダビッドソン。
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「テントの張り方は、めっちゃ種類があるんですよ。でも僕は、『風に飛ばされずに寝られたらいいかな……』って。飛ばされたときは考えますが、それくらい我流でいい。すべては、うまい酒を飲むためなんで」
細かいことにこだわらずに、自分の気持ちに忠実にやるのが、じゅんいち式「 “雑”キャンプ」。
「車もキャンプ用に買って、色も自ら塗り直してカスタムするなど、道具はこだわっています。大事なのは『ほかの人とかぶりたくない』ってこと。
調味料入れは米軍が弾薬入れに使っていたケースだし、テントはオランダ軍の払い下げ、リュックも米軍の払い下げ。絶対、普通のリュックのほうが持ち運びしやすいはずなんですよ。
でも、雰囲気から入りたい。ただ、けっこう壊れるから、ナタなど刃物類は少し高めのものを購入したほうがいいかも。
キャンプって、子供のころの基地づくりと同じ感じがして。本当に好きな宝物を集めてくるというか。何を置くかはすべて自分次第です」
今回のキャンプ飯はざるそばをつくってくれたが……。
「キャンプで食べるシンプルなそばはうまいっすよ。麺つゆに、ほうじ茶をプラスして食べようと思ったのに、茶葉を持ってくるのを忘れた!! 毎回なんか忘れ物をするんですよ(笑)。
キャンプ飯って、食べられたらなんでもいい。夜は必ず肉を焼きますが、凝ったことはせず、ただ焼くだけだし、それで美味しいんです」
ソロキャンプの魅力は?
「『すべて自己満足の世界』ってことですかね。失敗しても誰にも迷惑かけないし、カッコよくできても、誰も褒めてくれない。だけどカッコいいグッズを揃えたくなるのは、自分の気持ちを上げるためだけ。
自分で頭おかしいなって思うときがあって、都心のおしゃれなところに住みたいと夢を持って田舎から出てきたのに、今は山にばかりいて……。
さらに、5万円の寝袋を買って、家では1万円の布団で寝ている。行動がすべて、矛盾しているんです。でも、それが楽しい。それがキャンプなんです」
じゅんいちだびっどそん
1975年2月4日生まれ 兵庫県出身 本田圭佑選手のものまねで話題に。「R-1ぐらんぷり2015」で優勝。YouTube『ちゃんねるダビッドソン Channel Davidson』でキャンプ動画を配信中。「自分のキャンプ動画は、下手くそなのがおもしろがられているみたい(笑)」
(週刊FLASH 2019年8月6日号)