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千鳥・大悟が芸人になると決めた「父との切ないエピソード」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.07.30 20:00FLASH編集部

千鳥・大悟が芸人になると決めた「父との切ないエピソード」

 

 千鳥大悟が、7月27日放送の『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)で、「芸人になると決めた理由」を語った。

 

 岡山県の離島・北木島出身の大悟は、「父とのちょっと切ない話を」と語りだす。

 

 人口が少ないその島では石材店が多く、「社長と雇われ人で、金持ちとそうじゃないのがはっきりしている」という。大悟の家は裕福ではなかったが、父は18万円で船を買って「幸福丸」と名付け、小学4年生の大悟を連れて釣りに行ったという。

 

 

 だが、そこに、父より20歳ほど若い金持ちの男性が高級クルーザーで来て、「オイコラ! どこで釣りしとんねん。この貧乏人が!」と罵詈雑言を吐いてきたという。

 

 ずっと若い男に叱られ続けた父の背中を見ていた大悟は、「振り返った親父の言葉で俺の人生が変わる」と察知。父はおもむろに大悟に目配せして、「お前はああ(人を罵る側)なれよ」と告げたという。

 

 大悟は「それで僕は芸人になると決めた」と話して爆笑をさらった。

 

 さらに大悟は、最近あった父との切ないエピソードも披露。

 

 父は大悟が芸人として成功したことを喜び、「親分」と慕う石材店の社長にも「大悟からです」とお中元を渡しているという。

 

 父がその親分に挨拶に行くというので、大悟も「(父が)世話になっているなら」と車で同行。途中、父は「海で拾ったできるだけ丸い石を親分に見せに行くんじゃ」と話したのだが、大悟は「なんじゃそれは」と口には出さず思っていたという。

 

 親分は大悟のことを「お前はよく頑張った!」と褒めてくれた。帰りに父が大悟に何を語るのかと思うと、「床の間に丸い石、飾っとってくれたのう」と父は嬉々としていたという。

 

 大悟は牧歌的で優しい父とのエピソードを、2017年2月4日放送の『あるある議事堂』(テレビ朝日系)でも明かしている。

 

 大悟は子供の頃、父親から「離島で育った者が都会に出ると必ず恥をかく」とグラタンの熱さを熱弁されたという。父は「都会にはグラタンという食いもんがある。おまえコレは気をつけろよ! いつか都会に出たときにグラタンに出会うけど、これはめちゃくちゃ熱い!」と言い聞かされた。だが、島を出て本土でグラタンを食べ、口を大やけどしてしまったという話で笑いを誘っていた。

 

 大悟の「親父の丸い石」の話は、その回で最も面白かった「MVS(Most Valuable すべらない話)」を獲得。北木島での思い出をもっと聞いてみたいものだ。

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