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清水ミチコから玉袋筋太郎まで…「私の寅さん」ベスト3はこちら

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.20 11:00 最終更新日:2019.08.26 14:48

清水ミチコから玉袋筋太郎まで…「私の寅さん」ベスト3はこちら

 

 2019年8月に誕生50年を迎え、12月には幻の50作めが放映される映画『男はつらいよ』。芸能界・スポーツ界にもたくさんのファンがいる。お気に入りの作品に一家言を持つ著名人たちが、「寅さん」への熱い思いを語った。

 

 

清水ミチコ(マルチタレント)
「第15作『寅次郎相合い傘』は、マドンナのリリー(浅丘ルリ子)の気っぷがよくて。寅さんとカップルになってほしかった。

 

 

 第2作『続 男はつらいよ』では、生みの親との再会シーンがリアルで、胸に迫りました。第23作『翔んでる寅次郎』でピアノを弾いている山田洋次監督の娘さんと一緒に観に行って、とても興奮しました」

 

【清水ミチコの選ぶ「これを見ろ!」3作】
・『続 男はつらいよ』(1969年)
・『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975年)
・『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』(1979年)

 

佐藤竹善(ミュージシャン)
「子供のころ、父に連れられ映画館で観たのがきっかけで好きになりました。無愛想だった父の、笑顔を見るのが好きでした。寅さんはとてもダンディ。駆け引きなしの純粋さで、昭和のころによくいた無頼な大人を感じます。

 

 好きな作品は寅さんの恋心と、父性愛の間の微妙な揺れがせつない第26作『寅次郎かもめ歌』、第24作『寅次郎春の夢』。第17作『寅次郎夕焼け小焼け』はラストシーンの爽快さといい、僕にとってシリーズ最高傑作です」

 

【佐藤竹善の選ぶ「これを見ろ!」3作】
・『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1976年)
・『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』(1980年)
・『男はつらいよ 寅次郎春の夢』(1979年)

 

山口良一(俳優)
「高校生のころ、毎年のようにフラれていた私は、寅さんの失恋に勇気をもらっていました。好きな作品は、第1作『男はつらいよ』、第10作『寅次郎夢枕』、第20作『寅次郎頑張れ!』。

 

 寅さんは乱暴で言葉遣いも荒いけど、照れ屋で人の痛みがわかる。惚れたら一筋。自分より、好きな人の幸せを願う。寅さんのように生きてみたいですね」

 

【山口良一の選ぶ「これを見ろ!」3作】
・『男はつらいよ』(1969年)
・『男はつらいよ 寅次郎夢枕』(1972年)
・『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』(1977年)

 

越中詩郎(プロレスラー)
「笑いあり、涙あり、恋ありのテンポが好きです。何回観ても新鮮ですね。

 

 第4作『新 男はつらいよ』では、寅さんが競馬で大穴を当て、おいちゃんたちをハワイへ連れていくはずが行けなくなり、泥棒が入ってきて大騒ぎするシーンが好きです。

 

 第17作『寅次郎夕焼け小焼け』は、いちばん多く観た作品。さまざまな人の人生が織り交ぜてあって、すごく深い。第29作『寅次郎あじさいの恋』は、もしかしたら寅さんの恋が実ったかもしれない話。実ってほしかった作品でした」

 

【越中詩郎の選ぶ「これを見ろ!」3作】
・『新 男はつらいよ』(1970年)
・『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1976年)
・『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』(1982年)

 

玉袋筋太郎(お笑い芸人)
「結婚して家庭を持って生活していると、寅次郎のような、いい意味での『根なし草』が本当にうらやましい。でも、『根なし草で生きるというのも寂しいんだろうなぁ』という男の哀愁を感じます。

 

 お気に入りは、第11作『寅次郎忘れな草』、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』。そして第15作『寅次郎相合い傘』のメロン騒動は完璧です!」

 

【玉袋筋太郎の選ぶ「これを見ろ!」3作】
・『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』(1973年)
・『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975年)
・『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)

 


しみずみちこ
1960年1月27日生まれ 岐阜県出身 9月14日、山口県周南市文化会館にてトーク&ライブを開催。11月2日より『清水ミチコライブ2019~音楽室~』開催する

 

さとうちくぜん
1963年5月5日生まれ 青森県出身 「Sing Like Talking」のボーカル。8月17、18日、豊洲PITにてライブを開催。詳細は公式HPにて

 

やまぐちりょういち
1955年3月27日生まれ 広島県出身 『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)のヨシオ役でブレイク。現在、『噂の! 東京マガジン』(TBS系)にレギュラー出演中

 

こしなかしろう
東京都出身 全日本プロレス、新日本プロレスをはじめさまざまな団体をケツひとつで渡り歩くド演歌ファイター。タイガースと寅さんをこよなく愛する

 

たまぶくろすじたろう
1967年6月22日生まれ 東京都出身 水道橋博士とのお笑いコンビ「浅草キッド」で活動中。一般社団法人全日本スナック連盟の会長を務める

 

(週刊FLASH 2019年8月20・27日号)

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