エンタメ・アイドル
星野源の「暗黒時代」を変えた友人の一言「バンドやらない?」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.24 11:00 最終更新日:2019.08.24 11:00
星野源が、8月21日放送の『1周回って知らない話 2時間SP』(日本テレビ系)で「暗黒時代」を語った。
高校時代について「コミュニケーションが苦手だったんで。うまくいかないなーって悩みで、精神的に病んできちゃって。高3のときに3カ月ぐらい学校行けなくなっちゃって」と不登校を明かした。当時を「暗黒時代ですね」と振り返った。
【関連記事:星野源、髪型を変えた理由を語る「もう気にすんなってことかと」】
不登校の日々を変えるべく、規則正しく起きて、朝ご飯を食べる生活をしたところ、ちょっとずつ元気になり、3カ月ぶりに学校に登校できた。
すると、クラスメートから「バンドやんない?」と声をかけられたという。それまで「バンドは恥ずかしい。人前に出るのはイヤ」と自宅で1人で音楽を作っていたが、「これはいま『うん』と言わなきゃダメだと思って、『やる!』って(返事して)。そこから人前でやれるようになった」と転機を明かしていた。
星野はウェブ「マイナビ転職」のインタビューで、高校時代に見た松尾スズキ主宰の劇団「大人計画」の舞台に大きな影響を受けたと語っている。
「それまでの僕は内気だったのもあり、自分を抑え、いい人を演じていました。でも、心の闇も笑いも感動もある芝居を観て全部破壊されました。内面に秘めていたドロドロした部分を一気に吐き出せたような吹っ切れるものがあり、正直な自分が見えた気がしました」
星野は高校卒業後、さまざまな劇団のオーディションを受け、舞台などに出演していく。23歳のとき、松尾が楽器の弾ける役者を探したことから、舞台『ニンゲン御破産』に出ることになった。繊細な高校時代に受けた影響が、将来を決定づけたのだ。