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徳光和夫、野球実況をあきらめた理由はデストロイヤーにあり
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.28 16:00 最終更新日:2019.08.28 16:00
徳光和夫が、8月25日放送の『24時間テレビ42』(日本テレビ系)で、プロ野球実況をあきらめた理由について語った。
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巨人ファンであり長嶋茂雄氏に心酔してきた徳光は、日テレに入社後、アナウンサーとして「長嶋さんの現役時代に1試合でもいいからしゃべれれば」と希望したが、プロレスの実況を任された。
それでも「いちるの望みを持ちながらやってましたね」と野球実況を夢見ていたが、『金曜10時!うわさのチャンネル!!』(同局系)でプロレスラーのデストロイヤー(故人)から4の字固めをかけられ、暴言を吐いてしまう。
「娘を誘拐するぞ。チクショー」などと実況してしまい、話題にはなったが、徳光は「これで俺は野球中継できなくなった。おそらくニュースとかそういうものも読めなくなっただろう。これでアナウンサー、ダメだろうな」とあきらめたのだという。
その後、『ズームイン!朝』(同局系)の司会などを任され、徳光は「突き詰めるとデストロイヤーのおかげ」と、野球実況の道には行けなかったが、ニュース番組を担当できたことに感謝していた。
デストロイヤーとは、引退試合のゲスト解説を務めるなど交友が続いた。
今年3月、デストロイヤーは88歳で亡くなったが、徳光は3月9日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、こう悼んでいる。
4の字固めをかけられ、当時、臀部に激痛が走ったが、「デストロイヤーの訃報を知る1時間くらい前に、臀部が本当に痛くなった。まさに、4の字固めをかけられているときのような痛みだった。いまだに痛みが消えていない」と、不思議な体験を語った。
野球実況は実現しなかったが、プロレスラーとの深い友情を得ていたのだ。