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黒木華が選ぶのは元カレか隣人か『凪のお暇』最終回を予想する

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.09.20 11:00FLASH編集部

黒木華が選ぶのは元カレか隣人か『凪のお暇』最終回を予想する

 

 黒木華主演の『凪のお暇』(TBS系)が、最終回を前に、女性視聴者たちの心をざわつかせている。

 

 9月13日に放送された第9話の視聴率は10.3%で、前回より0.4ポイント上昇。良質なドラマでもっと視聴率を取ってもおかしくないが、多部未華子主演の『これは経費で落ちません!』(NHK)が同時間帯で、視聴者層もかぶっているため、人気を二分してしまっているのだろう。

 

 

『凪のお暇』は、累計250万部を突破したコナリミサト氏の人気漫画の実写化だ。空気を読みすぎる主人公、大島凪(黒木華)は、過呼吸で倒れたことをきっかけに仕事も恋もすべてリセット。郊外のボロアパートに引っ越し、コンプレックスだった天然パーマもそのままに、幸せになるため人生の再生を図ろうとする。

 

 物語のテーマは「自分探し」で、ひと夏、凪は缶ビールとお漬物を手に窓辺でのんびり風鈴の音や蝉の声を楽しむ。同じアパートに住んでいる映画好きの老女・吉永緑(三田佳子)や自由人の安良城ゴン(中村倫也)らと交流し、しばし「お暇」を楽しんできた。

 

 だが、第9話で、北海道から凪の母・大島夕(片平なぎさ)が突然やってきて事態は急変。毒親に翻弄される凪を救ったのは、その場に居合わせた元カレ・我聞慎二(高橋一生)だった。

 

 事態は両家を巻き込んでの結婚騒動となるが、結局は破談。さらに、慎二とともに帰る道すがら、ゴンが現れ、「俺、凪ちゃんのことがめちゃくちゃ好き」と告白するジェットコースターのような展開になった。

 

「いやぁ、第9話はすごかったです。1時間の中によくあれだけの内容を盛り込んだなって感心しました。最終回のオンエアを生で見たいと思わせてくれるドラマは久しぶりです」とドラマウォッチャー・晴川日月奈氏も絶賛する。

 

 YouTubeで公開されている最終回の予告編によると、凪はついに「お暇」を終え、どこかへ旅立つ模様。「今ね、ちょっとだけ未来が楽しみなんだ」と、凪は穏やかな心持ちで語っている。

 

 金曜日まで穏やかな心持ちでいられないのは視聴者の方だ。凪は一体、どこへ行くのか。ともに歩むのは元カレの慎二か、それとも隣人のゴンか?  

 

 ネット上には、悶絶するアラサー、アラフォー女子の声があふれている。「いや、もうこんな真っ直ぐに告白する人いる!? 告白の仕方分からないとか言っといて、ゴンさんあなたが100点です!!!」とゴン派が言えば、「絶対的に慎二の幸せを願う派の私。あの凪との結婚生活妄想を叶えてあげたい」と慎二派は言う。

 

 はたして、凪はゴンと慎二のどちらを選ぶのか……。
 意外な最終回を予想するのは、先に登場した晴川氏だ。

 

「凪はどちらも選ばないと思います。今の凪は恋愛より自分の未来が一番大事だと思うんです。誰かに依存することなく、自立しよう、 もっと自分らしく生きよう……そんな気概が今の凪には感じられます。

 

 三田佳子さん演じる隣人・緑がキーパーソンとなって、最終的には家族の物語になるのではないでしょうか。片平なぎささん演じる毒親との関係もこのままじゃ終われない。大御所ふたりが役を引き受けたからには、最終回に何らかの見せ場が用意されているはずです」(晴川氏)

 

 老舗旅館のお嬢様だった緑は、長女で跡取りだったのに、結婚式直前、旅館も許嫁も全部妹に押し付け、トンズラした過去を持っている。「家族って厄介よね」と語る緑は、物語の後半、病気の妹に会いにほぼ半世紀ぶりに愛媛県松山市の実家へ向かった。そのエピソードに、凪は今のところカヤの外。最終回で緑が凪に大きな影響を与える展開は確かにありそうだ。
 

 一方、凪の気持ちを知った母が反省し、態度を改める可能性もゼロではない。となると、凪の引っ越し先は母親の住む北海道という可能性もある。 

 

「原点回帰という意味でも北海道はありですね。絵的にも心情的にも解放感があるし。母親との関係も、自分が変わったことできっと変わると希望も持てる。以前のように、都内に暮らす普通の会社員生活に戻っても、凪には幸せと思えないでしょう」(晴川氏)

 

 結局のところ、「家族は厄介で、大嫌いと思うときもあるけれど、根っこの部分では大切にしたい。そういう最終回になりそうな気がします」と晴川氏。

 

 はたして、制作サイドは予想を超えるラストを用意しているのか。結果は、今日22時からの最終回で明かされる。

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