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ケンカ最強説のある石倉三郎「暴力団事務所に一人乗り込んだ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.22 20:00 最終更新日:2019.09.23 06:24
芸能界でケンカ最強説のある石倉三郎が、9月19日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で秘話を語った。
「暴力団の事務所に一人で乗り込んだ」というウワサに、石倉は、その筋の人間に身に覚えのない言いがかりをつけられ、「『おかしいじゃないか』って一人で言いに行った」と認めた。
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また、「新宿で大ゲンカした」という説には、「本当は(ケンカを)止めに入った」という。だが、その際に頬と肩の骨を折られてしまう。翌日に映画の撮影があったため、「頬はメガネをかけてうまいことごまかして、肩はセカンドバッグをワキに挟む(ようにして動かさない)芝居に急きょ変えた」と、役者魂で乗り越えたという。
ビートたけしとは浅草の演劇場出身の仲間で、「彼の家に4日間ほど居候していた。彼が仕事で出ていっても自分は仕事がないから残って、奥さんと一緒に飯を食っていた。(たけしは)帰ってきて『まだいるの?』って」と若手時代を振り返った。
石倉はYouTubeで公開されたショートムービー『気づかなくてごめんね』で、難聴のためコミュニケーションが困難となり、周囲から認知症と誤解された老人を演じた。
本人は72歳だが、いたって健康で、「20年前と何も変わらない。この世界でやっている以上、年齢は戸籍だけ」と笑っていた。
石倉は、俳優になるきっかけが高倉健だったことを『週刊朝日』6月14日号で明かしている。通っていた喫茶店の常連に高倉がいて、店のママが「この子、役者目指してるのよ」と紹介してくれたという。
すると、高倉は「じゃあ東映に来いよ。金もらえるから。通行人とかエキストラだけど、出演料が出るからさ。そこで勉強すりゃいいじゃないか」と取り計らってくれ、東映の大部屋俳優となった。
だが、「大部屋俳優って、ホント厳しいですよ。それに演劇部にオレをいじめるヤツがいたんです」とモメて、「とうとう堪忍袋の緒が切れてね。そいつを殴っちゃった」と告白。
そこから演劇の世界に転向し、さらにレオナルド熊と「ラッキーパンチ」「コント・レオナルド」として活躍。その後、個性派俳優として存在感を発揮した。
石倉は、多くの人との交流を大切にしているようだ。