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神田松之丞「いじわるな祖母」からもらった100万円で演芸鑑賞
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.23 20:00 最終更新日:2019.09.23 20:00
講談師の神田松之丞が、9月20日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した。
子供のころ、2世帯で祖父母と同居していたという神田。「いじわるばあさんだったんですけど、演芸がすごい好きだった」と、祖母について振り返る。
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神田は「悪口ばかり言い、親戚中の嫌われものだった」という祖母について、こんなエピソードを明かす。
「小学校1~2年のとき、公園で遊んでいたら、ガラス瓶が落ちていて足を切っちゃった。ワーッと泣いてすぐ家に帰ったら、間の悪いことにいじわるなおばあちゃんしかいない。子供心に『この人じゃないな』って思ったんですけど(笑)。
一応相談しなきゃいけないと思って、『血が出ちゃった』って言ったら、おばあちゃんのセリフがすごくて。『もうダメだね』と(笑)。(祖母は)そう言ったあとに寝っ転がって(テレビの)時代劇を観ていた。
でもそれは孫に対する屈折した愛情で、『大丈夫』ってことを言いたいがために、そんな変な言い回しになっている」
神田によると、祖母は口が悪い一方、お金に関しては気前がよかったという。
「(自分の)子供には厳しいんですけど、孫には優しくて、ポンと平気で100万円をくれるんですよ。(私は)『いろいろ観に行こう』と、全部、演芸(鑑賞)に費やしていました。
でもそれは、ばあちゃんが掃除をやったり下宿(の仕事を)をやったりで、こつこつこつこつ(貯めたお金)。自分は貧乏にしていて、でも孫にはポンと出す。いま考えたらいい人なんですよね」
残念ながら、祖母は孫の講談を観ることなく亡くなったという。司会の黒柳徹子は、100万円を出した祖母の行動について「『このお金は捨て金にならない』と思ったんでしょう」と指摘していたが、いまの神田の活躍を見る限り、祖母の予想は当たっていたようだ。