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3代目スケバン刑事・中村由真「いまはLAで子供のマネージャー(笑)」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.09.29 16:00FLASH編集部

 3代目スケバン刑事・中村由真「いまはLAで子供のマネージャー(笑)」

 

「東映のスタジオで、(浅香)唯と(大西)結花と初めて顔合わせしたときは、『すげぇ! 芸能人だ』と思いましたね。すごく堂々としていたから」

 

 1980年代の大ヒット学園ドラマ『スケバン刑事』シリーズ(フジテレビ系)。その第3作で、中村由真女優デビューを果たした。編み針を武器にする「リリアンの由真」として、人気は急上昇。

 

 

「武器が『リリアン棒』と聞いたとき、『変えてください。これでは人を殺められません』と、プロデューサーに直談判したんです。新人のくせに恐ろしいですよね(笑)。だって、『リリアンの由真』って、ダサいと思ったんですもん!」

 

 当時、彼女は17歳の高校生。『スケバン刑事3』はアクションシーンもノースタントだった。

 

「撮影が忙しくて、いつも寝不足。先生や同級生が優しくて、授業中は “暗黙の了解” で睡眠時間に。学校が終わると、マネージャーが迎えに来て、現場へ直行の毎日でした」

 

 2006年に、留学先のロサンゼルスでアメリカ人男性と結婚。現在もロスに住んでいる。かつてのトップアイドルはいま、家庭での “裏方業務” に奔走中なのだという。

 

「アメリカでは、子供がどこに行くにも、親が送り迎えをしなくてはいけません。13歳の娘が習い事をしている間に、9歳の娘を送って、また13歳の娘を迎えに……と、子供のマネージャー生活をしています(笑)。

 

 アイドル時代に、分刻みのスケジュールを管理してもらったありがたみを、いまさらながらに感じます」

 

 この夏、一時帰国したのは、浅香、大西と4年ぶりの『三姉妹コンサート』をおこなうためだった。

 

「計10曲ほど歌ったので、みっちり自主練しました。娘たちに『うるさい!』って言われながらね(笑)。

 

『三姉妹コンサート』の前に、福岡でのイベントで『Remember』を歌ったのですが、リハではヤバいくらいバラバラ。でも、本番は不思議とできちゃうんですよ。3人が集まると、『大丈夫。どんな困難でも乗り越えられる』という安心感があります」


なかむらゆま
1970年2月16日生まれ 東京都出身 1986年にドラマ 『スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇』で風間三姉妹の次女を演じ、女優デビュー。歌手としても活躍した。2005年にアメリカ留学。翌年、アメリカ人男性と結婚し、現在ロサンゼルス在住。8月10日、11日に『三姉妹コンサート』を開催した

 

(週刊FLASH 2019年9月10日号)

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