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クロちゃん、嘘つき批判に物申す「未来日記を書いてるだけ!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.11 11:00 最終更新日:2019.10.18 17:49
なぜか今、人気沸騰中のクロちゃん。数々の嘘、暴言、常軌を逸した言動が暴かれ、ツイッターが炎上すればするほど、そのダークなオーラは輝きを増すばかり。そんなクロちゃんがこのたび、みずからの「哲学」をつづったエッセイを上梓。そこで、あちこちで展開される不可解な言動について、解説をお願いした!
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――ご自身の書籍を出す話が来たときはどう思いましたか?
「『やっと来たな』って感じでしたね。僕はもともとアイドルになりたかったし、アイドルってみんな本を出しているから、『いつか出せたらいいな』って思っていました。
――最近のクロちゃんは、世間では「噓つき」「クズ」と評判ですね。
「ひどい話ですよね。そもそも、『ツイッターに全部、本当のことを書いている』と受け止める人たちの意味がわからない。僕はただ、“未来日記” を書いているだけ。自分を理想の自分に近づけたいから、そう(噓を)載せている部分もあるし。
アイドルを目指してお風呂でフルーツを食べたり、アイスクリームを鼻につけたりするけど、それを『気持ち悪いわ』って言われても! むしろ、『かわいいって思う感情をなくしているあなたたちは、心が病んでいるんですか?』って思っちゃう」
――クロちゃんが言っているアイドルのイメージが浮かびません。いま、どんなアイドルと話をしていると思えばいいのでしょうか?
「僕は声質的に女性の歌が歌えるので、松田聖子さん、柏原芳恵さんのようなアイドルを目指していました。アイドルは歌を歌うのが仕事。僕は声も高いし、世界に通用する感じかな。全盛期のあっちゃん(前田敦子)としゃべっているイメージでいいんじゃないですか?」
――なるほど……。では、著書にも書かれていた、クロちゃんの「哲学」について伺います。いまでも仕送りをもらっているのは、「親のため」なんですよね?
「多いときで25万円。いまは少額をもらったり、もらわなかったりですけどね。
これは、親が早く亡くならないようにするためです。子供に手がかからなくなると、コロッといってしまうから。だったら、親に心配をかけているほうがいいと思います。『僕はまだ、ひとり立ちしてないよ』というのをアピールしています」
――クロちゃんが結婚して子供ができたら、自分の子にずっと仕送りするんですね?
「いえ、子供にお金をあげるのは正しいと思ってないので。僕は年をとっても元気だろうし、人間、いろいろ苦労したほうが成長すると思うんですよ。苦労しないと、甘える子になっちゃうから、ダメです」
――ご自身は仕送りをもらっていて、お金に苦労されていないのでは……?
「その代わり、僕は実家に帰ったら、友達と遊んだりせず、親にべったりして時間を使っていますから! 僕と同じ
ことを僕の子供がやっても、絶対にうまくいきません。僕は、『奇跡の人』なんです!」
――なぜクロちゃんは、「奇跡の人」になれたのでしょうか?
「人とのいい縁があって、助けてくれる人がいっぱいいたからです。僕はかつて、金融機関から100万円借りて、『もう返せない』と思って親に泣きついたことがあって。ふつうの親ならここで怒るんだろうけど、僕の場合は『偉い!』って褒められた。
うちの親は以前から『人にお金を借りると、人間関係が破綻するからダメ』と言っていて、『それをちゃんと守ったんだな、だから代わりに返してやる』と。
でも実際は、友達からも借りていて、もう貸してくれる人がいなかったから金融機関に借りたの。親には言わなかったけど、あっちが勝手に勘違いしただけ」
――ちなみにクロちゃんは、後輩やお金に困っている人に、お金を貸してあげたりするんですか?
「絶対、貸しません! 貸す理由がわからない。貸すんだったら、あげたつもりで渡す。でも、『あげよう』と思うような後輩なんて、いないです」
くろちゃん
1976年12月10日生まれ 広島県出身 2001年、団長安田、HIROと3人で「安田大サーカス」を結成。9月13日、初の著書『クロか、シロか。クロちゃんの流儀』を発売。10月5日~20日、福岡PARCO本館8Fにて展覧会イベント「クロちゃんのモンスターパーク」を開催
※クロちゃんのエッセイ『クロか、シロか。クロちゃんの流儀』はPARCO出版より発売中
(週刊FLASH 2019年10月15日号)