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松岡昌宏、ジャニーさんに「YOUって呼ばないで」宣言するも合格
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.18 11:00 最終更新日:2019.10.18 11:00
TOKIOの松岡昌宏が、10月15日放送の『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)で、ジャニー喜多川さんとの秘話を語った。
光GENJIに憧れて、ジャニーズ事務所のオーディションを受けた松岡は、会場の準備をしている男性に「オイ! 邪魔だよおっさん」と言ってしまう。
だが、その男性がジャニーさんだった。面接ではジャニーさんから「YOUは不良なの?」と聞かれ、「不良じゃないです」と返した松岡。「YOUは身長いくつ?」との質問には「165センチです」と当時の身長を答えるも、続けて「っていうか、さっきから言ってる『YOU』って誰ですか?」と言ってのけた。
ジャニーさんから「僕はみんなのことをYOUって呼んでるの」と説明されると、松岡は「僕は松岡です。YOUと呼ぶのやめてください!」と宣言したという。
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そんな松岡は、歌唱審査でも個性を発揮。ほかの受験者はジャニーズの曲を歌ったが、松岡はTHE BLUE HEARTSの『TRAIN-TRAIN』を熱唱して、周囲をポカンとさせた。
だが、数日後、ジャニーさんから「オーディションの結果なんだけど、YOUが一番いいと思ったよ」と電話をもらい、みごと合格。ところが、ダンスレッスン中に「レッスンしたくない。とにかく今すぐ光GENJIに入りたい」と訴えると、ジャニーさんに「YOU、クレイジー!」と呆れられてしまったという。
それでも合宿所に行くと、ジャニーさんが朝からステーキを焼いて振る舞ってくれたという。その味に「今まで食べたなかで(一番)美味しかったかな。勝てるものないね、いまだに」と語るほどの美味だったという。
続けて松岡は、ジャニーさんのことを「洗濯もしてくれて、寮母さんみたいだった」と笑顔で振り返った。
7月9日にジャニーさんが亡くなり、その3日後に行われたイベントでも、松岡は惜別と感謝を語っていた。
「僕らを生んでくれた親ですから、本当に感謝してもしきれないんですけど。これはうちのタレント全員同じ気持ちだと思います。今日もそうですけど、僕らがこういうふうにお仕事させていただくことが、ウチのジャニーにとって何よりの供養だと思っておりますので、僕らはこれからもプレイヤーとして、ジャニーに教えてもらったことを貫くだけかな」
ジャニーさんは、大きな度量で、規格外の大物だった松岡を受け入れ、TOKIOとしてデビューさせた。ジャニーさんがタレントを「YOU」と呼ぶように、松岡も慕ってくる後輩たちを愛を込めて「小僧」と呼び、かわいがっている。