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千葉真一、俳優の子供たちに「世阿弥を読みなさい」とアドバイス

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.08 11:00 最終更新日:2019.11.08 11:00

千葉真一、俳優の子供たちに「世阿弥を読みなさい」とアドバイス

 

 11月7日、俳優千葉真一が、「芸能生活60周年記念祝賀会」を前に、囲み取材に応じた。会見には、長男で俳優の新田真剣佑と次男眞栄田郷敦も同席する予定だったが、真剣佑の仕事が延びたため、千葉単独での会見となった。

 

 千葉は、会見に30分ほど遅れて登場。写真撮影が一通り終わると、「お待たせしちゃって申し訳ございません。60周年ということで、中身の濃い計画を立てたリハーサルをして、7時間もかかってしまった。もう疲れちゃって」と笑顔を見せた。

 

 

 今回の祝賀会について、千葉は「私の子供たちが、この世界で跡を継いでくれたので。僕も60年やってきて、いいケジメのときかなと思いまして。じゃあ一緒に、この60年(祝賀会)にお前たちも出てくれと。そんなことで親子でやろうと計画を立てました」と説明した。

 

 千葉の子供たちは、全員俳優の道に進み、芸能界入りしている。千葉は「僕は一回もすすめたことがないです。僕の影響なのかはよくわからないけど。この世界に魅力を感じて入ってきたんでしょうから。ただ、入ったからには半端なことは許せねえよと。2世のタレントはいっぱいいますけど、偽物になるなと言い聞かせております」と語る。

 

「俳優というのは、1年2年でわかるもんじゃない。長続きする俳優になるためにはどうしたらいいかを、(子供たちに)伝えている。(能楽の)世阿弥が600年前に書いた『風姿花伝』をしっかり読みなさいよと言っている。『初心忘るべからず』とか『役者に花がある』という言葉は『風姿花伝』から出ている」

 

 千葉自身は、会見で80歳とは思えないかくしゃくとした姿を見せた。

 

「(自分を)80歳って思ったことがない。俳優に年齢は関係ないですから。まだ80歳の役はやりたくないですね。あと10年くらい頑張ったら、70~80歳の役をやりますよ」と、ニヤッと笑いながら話していた。

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