なかやまきんに君の「わが筋トレ人生」まだまだ筋肉たりないぜ

「左右の胸筋を素早く動かす『筋肉ルーレット』をいつもやるんですが、冬の営業は残酷。寒さで筋肉が硬直し、胸の筋肉が動かなかった。ただ舞台で立ち尽くすだけで……」

　筋肉芸人の “草分け的存在” の、なかやまきんに君（41）と筋トレの出会いは、24年前のこと。

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「筋トレデビューは高3の夏、バスケ部を引退後、体を動かしたくて入会したボディビルジムがきっかけです。自分の体が筋トレで変わっていくのがおもしろくなり、ハマりました。

　養成所時代も、ジムでアルバイトをしてタダでトレーニングを継続。自分をアピールしようと、養成所に毎日、“タンクトップ×短パン” で通っていたら、『へんな奴がいる』と噂になり、FUJIWARAの原西（孝幸）さんが『きんに君』と命名してくれました」

　アメリカへの筋肉留学も2回。筋肉芸というより、人生そのものに近い。

「トレーニングで免疫力が下がったうえに、過酷な仕事をすると風邪を引きやすくなるので、気をつけてます。でも、筋肉が邪魔だと思ったことはないです。僕の筋肉は、まだまだ足りないと思っているので」

　以下では、きんに君が伝授してくれた、初心者でも筋肉と “仲良くなれる” おすすめのトレーニングを紹介する！

スクワット

【なかやまきんに君の「ちょいトレ」世界一楽なスクワット】
「『老化は足腰から』のとおり、下半身は運動不足で衰えやすい。鍛えられるのはおもに太腿の表と裏。世界でいちばん簡単に、いちばん続けられる、いちばん浅いスクワットです。

　両足を肩幅に開いてまっすぐ立ち、背筋を伸ばして胸を張る。踵に体重を乗せて軽く膝を屈伸。1日10回から始めて、慣れたら深くしましょう」

※なかやまきんに君YouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV」でも情報発信中

（週刊FLASH　2019年11月12日号）