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再デビューHARA「日本だと運転できないのがつらいよ」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.14 06:00 最終更新日:2019.11.14 06:00

再デビューHARA「日本だと運転できないのがつらいよ」

 

「いまは日本に住んでいます。日本に来てから辛いものが……嫌いじゃないけど、ダメになっちゃった(笑)。前よりも薄い味やお米が美味しいと思うようになって、よく?野家で牛丼を食べたりしています」

 

 言葉を選びながら、しっかりとした日本語で語るのは、韓国の人気ガールズグループ「KARA」の元メンバー、HARA(28)だ。

 

「日本語は、仕事しながら覚えたんです。KARA時代から、『私が言いたいことを、日本人のスタッフにしっかりと伝えたい』と思って。

 

 

『のだめカンタービレ』とか、好きなアニメや映画を観て、自然に単語を覚えるようにしています。いまでも、『まだまだ足りない』と思って勉強しています。ちゃんと考えていることを、日本語で伝えたいので」

 

 KARAとしての初来日から、まもなく10年。

 

「初来日のとき、原宿でみんなが自由に自分の好きな服を着こなしていて、珍しいというか、『韓国にはない感覚だな』って。その様子を見て日本が大好きになりました。

 

 日本でちょっとだけ嫌だなと思うのは、韓国と車のハンドルが逆(右ハンドル)なこと。本当は車の運転が大好きなのに、日本では怖くてできないんです」

 

ダンスリハーサルにて

 

 HARAに密着したこの日は、女性ファッション誌『NYLON JAPAN』の撮影。韓国メディアからも密着取材を受けていた。

 

 撮影後、11月14日から始まる「Zepp Tour 2019〜HELLO〜」のリハーサルへ移動し、ダンスリハーサルをみっちり3時間おこない、振付を確認。ツアーではKARA時代の楽曲も披露する予定だ。さらに夜からはラジオの生出演に向かった。

 

 精力的に1日のスケジュールをこなしていたが、2019年はつらい “事件” も経験した。

 

 2019年5月26日、HARAは韓国ソウル市内の自宅で意識を失った状態で発見され、救急搬送。後日、関係者を通じ、「いろいろなことが重なり、心がつらくなってしまいました。本当にごめんなさい」とコメントを出したが、トップアイドルの自殺未遂騒動は、韓国メディアをはじめ、世界中で報じられた。

 

「今いちばん大事だと思うのは、私自身が自分のことをわかってあげること。自分のやり方、考え方を持ちながら、自信をもって生きていきたいです。『自分で自分を大切にしなくちゃ』ということが、まわりの人たちに助けてもらって、やっとわかったんです」

 

 エンタテインメントの世界で立ち直るために選んだのは、日本の芸能事務所だった。いま所属しているプロダクション尾木の社長に、「もう一度日本で頑張りたい!」と、瞳を潤ませ直談判したという。

 

「社長が、『一緒に頑張っていきましょう』と言ってくれたので、私も『ハイ!』って」

 

 11月13日に、ソロデビューシングル『Midnight Queen』をリリース。日本でのリリースはKARA時代以来、じつに4年半ぶりだ。

 

「KARAの『ミスター』の作曲家さんと振付師さんと、私とでコラボした曲です。歌詞も、めっちゃ私の意志がこめられています! KARAのころより大人になった、そして強くなったHARAを見てもらいたいです。

 

 ライブもソロでは初めてなので、ちょっと緊張してます。でも皆さんに会うために練習頑張っていますし、いまはめっちゃ元気です!」


ク・ハラ
 1991年1月13日生まれ 韓国光州広域市出身 2008年、追加メンバーオーディションに合格し、KARAの一員に。「Zepp Tour 2019」は福岡、大阪、名古屋、東京を巡る

 

(週刊FLASH 2019年11月26日号)

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