ものまねタレント・りんごちゃんが、11月12日放送の『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)でボンビー時代を語った。
青森県出身のりんごちゃんは、芸能界に憧れて18歳で上京。六本木で部屋を探すと家具付きで16万円の物件をすすめられ、「東京はこんなものなんだ」と思い込んで、住んだという。
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六本木の飲食店でアルバイトをするが、生活はカツカツ。実家から米と調味料を送ってもらい、ご飯にソースとマヨネーズで「お好み焼き風ご飯」、オリーブオイルをかけて「イタリアンご飯」、さらにご飯に酢と砂糖とわさびをかけて「お寿司風」とアレンジ。
本人は「調味料さえ揃っていれば、味は無限大」とご飯ばかりの生活を楽しんでいた。だが、あまりに家賃が高いと気づき、1年後、練馬の家賃7万円の物件に引っ越すと「安すぎる!」と驚いたという。
りんごちゃんは、7月22日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で、上京理由を「18歳のときに、あゆ(浜崎あゆみ)になろうと思って東京に出てきた」と振り返っている。
得意のものまねで芸能界を目指すが、なかなか芽は出ず。
上京から12年目、昨年の30歳の誕生日に「このままじゃダメ。今までの自分ではなくて、変わってみよう」と決意。
さらに、人に対して感謝の気持ちを大切にして接するようになり、「周りの人が笑顔になって、いいことも今までより何倍にもなって返ってくる」と実感したという。
「ものまねも、昔より研究するようになった」と、それまで人前に出さなかった大友康平や吉幾三のものまねも積極的に披露してブレイクにこぎつけた。
りんごちゃんは、知られざるボンビー生活を経て、一躍スター街道に躍り出たのだ。