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『リカ』高岡早紀、純愛モンスター役が怖すぎて怖すぎて
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.23 17:00 最終更新日:2019.11.23 17:02
ドラマ『リカ』(フジテレビ系、土曜23時40分~)が土曜の夜を凍りつかせている。11月16日の第6話の視聴率は2.9%で、前回より0.7%ダウンしたが、録画して朝に観る視聴者も多く、ネットでは、高岡の演技力を絶賛する声があふれている。
《高岡早紀さん演じる狂気の雨宮リカ、美しく、恐ろしく、そして切なくて哀しい。さすがの演技力!》
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《舌打ちからの『死ねばいい』怖すぎ。高岡早紀さんの演技力が凄すぎる!!》
《高岡早紀さんの演技、好きだわぁ。。。惚れ惚れする。。。》
高岡が演じるのは、愛する人を手に入れるためなら殺人さえ厭わない純愛モンスター・雨宮リカ。第2回ホラーサスペンス大賞を受賞したベストセラー、五十嵐貴久の『リカ』シリーズが原作で、ドラマはそのなかの『リハーサル』『リカ』を二部構成で描いている。
第一部でリカは、運命の人と信じた大矢昌史(小池徹平)が廃棄した医療用手袋や医療器具を家に持ち帰り、ハーバリウムにしてうっとり眺める。リカを嫌悪し、目的を邪魔する者には舌打ちし、「死ねばいい」と呟き、容赦なく死に追いやってきた。
結果として愛する大矢まで死んでしまい、11月9日から始まった第二部では、それから3年後が描かれている。
傷心のリカはマッチングアプリを通じて新たなターゲット、本間隆雄(大谷亮平)と出会う。リカは3年前と同じように「雨宮リカ、28歳です」と微笑み、数十回も留守番電話にメッセージを吹き込んだり、尾行したり、常軌を逸した執拗なストーカー行為を繰り広げる。
高岡早紀は46歳だが、永遠の28歳を演じられる役者は他にいないと思えるほど透明感があり、花柄のワンピースがよく似合っている。しかし、高岡の演技力がこれほど話題になったことがかつてあっただろうか?
ドラマウオッチャーの晴川日月奈氏に聞いてみた。
「高岡さんは1994年、22歳のときに、映画『忠臣蔵外伝 四谷怪談』に出演して、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞はじめ数々の賞を受賞しています。
以降、仕事は途切れることがなく、出演作はかなりの数に上っていますから、実力は折り紙つきです。ただ、これまでは『魔性の女』としてメディアを騒がせることが多く、女性からの好感度があまり高くなかったことが災いしたかもしれません」
実際、高岡はかなり自由奔放な恋愛を繰り広げてきた。24歳のときにドラマで共演した保阪尚希と交際4カ月でスピード結婚し、2人の息子に恵まれたが、2004年に布袋寅泰との不倫キスが報じられて離婚。
その後も、松尾スズキ、中村獅童、市川海老蔵、堤真一らと浮名を流した。最近では、2016年に舞台『娼年』で共演した松坂桃李と韓国料理店でデート。2018年にも、舞台『魔界転生』で共演した山口馬木也と居酒屋から出てくるところをスクープされている。
「昨年デビュー30周年を迎え、事務所を移籍したこともあって、今は恋愛より女優業に燃えているようですね。インタビューでも、もっと新しい分野を広げていくとか、女優としてやり残してきたものをこれから楽しみたいなどと語っています。
ホラーという新たな分野で、しかも男性から疎まれ、不気味がられる役どころが、私生活と真逆で面白がられているのかもしれません」(晴川氏)
晴川氏は「高岡さんの演技がスゴすぎて、マジにで怖いんです。『死ねばいい』というリカの呟きが頭から離れなくて困っています」と続ける。土曜の夜、高岡演じる純愛モンスターを見て、身も心も震えあがる恐怖体験をぜひ!