エンタメ・アイドル
火将ロシエル、兄がくれたメイド服でコスプレに開眼する
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.25 06:00 最終更新日:2019.11.25 06:00
「学校では都市伝説として認識されてたみたいで、けっこう有名だったみたいです」
切れ長の目が特徴的で、クールなルックスの火将ロシエル。彼女も日本を代表する人気コスプレイヤーだ。名前はどこかミステリアス。しかし、実際に話してみると、その舌ったらずでキュートなしゃべり方に驚かされる。
【関連記事:渋谷のハロウィンを占拠した「美人コスプレイヤー」一挙出し!】
「小学校も中学校もほとんど行ったことがなくて。でも必ず始業式や終業式だけは行っていたんです。だから、皆に『セレモニーにだけ現れる人だ』って噂されてたみたいで」
コスプレを始めるまで友達もいなかったそうだ。
「すごく明るくなりました! 一緒にお仕事した方とお友達になることが多いです」
コスプレによって社交性が磨かれた彼女。休日は友人と過ごすこともあるのだろうか。
「いえ、外であったりはしませんね。仕事のときに話したりするだけで。あれ? これって友達でいいんですよね?」
ビジネスライクなつき合い。所属する事務所の社長も務める彼女だからこそなせる業か。
「社長業としては、衣装のデザインや、写真の修整、動画のチェックなどをしています」
前職はデザイン会社の会社員で、デザインの腕は折紙付き。小さいころから絵を描くことが好きで、デザインの道に進んだ。しかしコスプレとの両立が難しくなり、2016年に退職して起業を決断。珍しい経歴だが、コスプレを始めたきっかけも変わっている。
「12年前、お兄ちゃんが初めて誕生日にプレゼントをくれたんです。開けてみるとメイド服で……。『キモッ』って思ってすぐに押入れに(笑)」
しかし一年後、気づくとメイド服を着ていた彼女。そこからコスプレにのめり込んだ。
「今ではお兄ちゃんに感謝してますし、すごく仲いいです」
本業のコスプレイヤーやタレント業、社長業に加え、メイドカフェのプロデュースも。その結果、2019年8月にはこれまでの最高月収を記録した。その額は「中古のアルファード買えるくらい」。
「最近はバンドも始めたので、ドラムの練習をしているんです。そのおかげで、つのだ☆ひろさんとトークショーをさせていただいたりして」
多忙を極める毎日だが、彼女の向上心はとどまることを知らない。「事務所では時間を見つけて勉強しているんです」。
そう言って机に向かう彼女の眼差しは、真剣そのものだ。
かしょうろしえる
6月19日生まれ 埼玉県出身 T156 『99人の壁』(フジテレビ系)にも出演。そのほか最新情報は、公式Twitter(@Kasyou3roshieru、フォロワー19万9000人)、Instagram(@kasyou3roshieru、フォロワー5万9800人)にて
(週刊FLASH 2019年12月3日号)