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宮澤元首相の孫娘「宮澤エマ」私には政治家は絶対無理!

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.11.29 06:00FLASH編集部

宮澤元首相の孫娘「宮澤エマ」私には政治家は絶対無理!

 

「宮澤家のなかでは、私は落ちこぼれ。引っ込み思案だし、勉強もできない。点数が悪いテストの答案用紙は、ベッドの下に隠していました。夏休みの宿題も8月31日までやらない、行きあたりばったりの、“ちびまる子ちゃん” みたいな子供でしたね(笑)」

 

 第78代首相の故・宮澤喜一氏を祖父に持つ宮澤エマ(31)。『ワイドナショー』(フジテレビ系)のコメンテーターから、バラエティ、ニュースのMCまで、“孫タレ” の枠を超え、マルチに活躍中だ。

 

 

 東大法学部卒で、戦後もっとも頭がよい首相といわれる祖父だけではない。彼女の父は、米国人で元駐日代理大使。「母も姉も米国の名門大学卒」というインテリ一家で育った。劣等感を抱きながら、幼少期を過ごした。

 

「たまたまテストで90点台をとったときも、祖父は、『満点以外の点数があるの?』という人でした。祖父なりのジョークなんですけど(笑)」

 

 多忙を極めた祖父と、2人きりで買い物に行った記憶が1度だけある。8歳のころ、祖父に「誕生日に欲しいものある?」と聞かれ、SPを引き連れ、原宿に「たまごっち」を買いに行ったのだ。

 

「祖父の姿を見るなり、“モーゼの海割り” のように、大勢の人が避けていくんです。と思ったら、『宮澤さんですよね』と声をかける人もいて。そこで初めて、『祖父はすごい人なんだ』と思ったんです」

 

 宮澤家の家訓は、「働かざる者食うべからず」。孫といえども、甘やかされなかった。

 

「トランプの神経衰弱で姉が負けて泣いていると、祖父は『泣いたら許してくれると思うな』と叱っていました。いま思うと、勝負の世界の厳しさを、教えてくれていたんです」

 

 姉は成績優秀で、運動もできる優等生。小学生のとき、「姉に勝ちたい」との思いから選んだのが、演劇部だった。

 

「入部は、初めて自分の意思で決めたことなんです。『演技なら姉に勝てる』と、なんの根拠もない自信があって。父方の祖母がもともと女優志望で、そのDNAを私は受け継いでいたのかもしれません」

 

 中学、高校は、「日本語も英語もできるように」という両親の方針で、インターナショナルスクールへ。そこでどっぷりと欧米文化につかったことが大きな転機となった。

 

「入学して最初のころは、登校拒否になるくらい嫌でした。でも、マライア・キャリーなどの歌姫や、ジャズの世界にふれて、合唱部、バンド、ミュージカルにも取り組んだ。そのとき、自分の方向性が、音楽にも向いたんだと思います」

 

 大学は、米国西海岸のオクシデンタル大学に進んだ。

 

「『どうせなら、家族や親戚がいない場所に行こう』と。でも、ホームシックになって、YouTubeで、日本の1970年代歌謡曲にどっぷりハマりました。とくに、ちあきなおみさんの表現力に衝撃を受けて。『喝采』は、いまでもカラオケの十八番。年上の人に喜んでもらえます(笑)」

 

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