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『おっさんずラブ-in the sky-』田中圭から愛を学びたい
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.30 11:00 最終更新日:2019.11.30 11:00
恋愛ドラマ離れが叫ばれている今、深夜帯でありながら十分健闘しているのが、田中圭主演の『おっさんずラブ -in the sky-』(テレビ朝日系、土曜23時15分~)だろう。
11月23日に放送された第4話は4.6%で、前回より1.1%アップ。11月18日~24日のウイークリー視聴熱も『グランメゾン東京』に次いで第2位を獲得し、後半に向け、上昇気流に乗りつつある。
同作は2018年4月期に放送された『おっさんずラブ』のシリーズ2だが、続編ではない。主役の春田創一(田中圭)と “ヒロイン” の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は続投しているものの、舞台は不動産会社から航空会社へ変わり、出会いも一から描かれている。
恋愛模様を繰り広げる相手も、成瀬竜(千葉雄大)、四宮要(戸次重幸)が新たに登場し、前回の牧凌太(林遣都)は登場しない。
前作は、「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞、監督賞、ザテレビジョン賞の6冠を獲得。『2018 ユーキャン新語・流行語大賞』でタイトルの「おっさんずラブ」がトップ10に選出されるなど、大きな社会現象となった。
それだけに、第1話が放送された後、前作との違いを受け入れられないファンが「牧ロス」「天空不動産ロス」などアンチを掲げ、ネットを騒がせた。
だが、やっぱり春田創一はみんなに愛されているようで、
《なにより田中圭さんも大好きだけど春田創一も大好きなんだよぉおおおお!!!!!》
《成瀬くんももちろんだがやはり春田創一は宇宙一可愛い》
《まじで前作とは違う積極的な春田創一で悶えたし、やばい。好き》
とネットには熱烈なコメントが多数寄せられている。
なぜそんなに春田創一、通称 “はるたん” は人を惹きつけるのだろう?
公式サイトでは次のように説明されている。
《性格は、まっすぐで不器用で情に厚く、とにかく優しくて、ちょっぴりおバカ。前職の経験から“仲間”に対する思いは人一倍強く、孤立している人は放っておけないお節介な一面も。
グレートキャプテンである黒澤に、人として憧れ、自らもグレートCAを目指して奔走するも、おっちょこちょいでポンコツ気味、熱意が空回りしがち》
あまり仕事ができそうにない印象だが、それが逆に母性本能をくすぐるのだろうか? 『おっさんずラブ-in the sky』を毎週楽しみにしているというドラマウオッチャーの晴川日月奈氏に聞いてみた。
「なんと言っても屈託のない笑顔が素敵です。優しくて、人懐っこくて、無邪気で、甘え上手。誰に対しても態度が変わらず、偏見もない。
『ありがとう』や『ごめんなさい』を素直に口にできるし、人の話をちゃんと聞いてくれて、相手の気持ちになって真剣に考えてくれる。そういう人っていそうで、なかなかいません」
確かに、周囲を見渡してみると、はるたんのようなタイプはなかなかいない。
「はるたんは周りにたくさん愛を与えている人なんだと思います。たくさん愛を与えているから、みんなに愛される。私も周りにたくさん愛を与える人にならなきゃ、とはるたんを見ていて思います」(晴川氏)
現実社会において、人間関係の悩みは尽きない。みんなどこか辛そうだったり、疲れていたりで、笑顔を忘れている。愛されたいなら、まず人を愛そう。土曜の夜は、はるたんから愛を学び、忘れていた笑顔を取り戻したい。