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梅宮辰夫、アンナに介護された「幸せすぎる最期の日々」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.12.17 06:00FLASH編集部

梅宮辰夫、アンナに介護された「幸せすぎる最期の日々」

1973年、妻・クラウディアさん、0歳のアンナと34歳の辰夫さん

 

 12月12日、慢性腎不全のため神奈川県内の病院で死去した俳優の梅宮辰夫さん(享年81)。「東映ニューフェイス」で、1959年にデビュー。“最後の昭和スター” は、豪快な人生を送った。

 

「乗っていた高級外車は、当時のバブル紳士からもらったもの。銀座の豪遊伝説は数知れずだが、代金を払うことは、ほとんどなかった。おごってもらって当たり前。『その代わり、自分が顔を出すと喜んでくれる』という考えだった」(不動産関係者)

 

 

“不良番長” の人生を変えたのは、溺愛する娘・梅宮アンナ(47)の存在。親友だった、故・山城新伍さんはこう語っていた。

 

「アンナが3歳ぐらいのころ、辰ちゃんの家に同い年の男の子が遊びに来た。アンナがトイレに入ったら、その男の子も入っちゃったんですよ。子供だから。そうしたら辰ちゃんが、その子に大声を上げたの。『娘のトイレを覗きに行きやがって、許さん』って(笑)」

 

 だが、最愛の娘は羽賀研二のもとへ……。借金問題や、羽賀の浮気で苦労する娘に加え、辰夫さん自身も病との闘いが続くことになった。

 

 1974年に睾丸ガンで睾丸を摘出して以降、テレビ番組で見せる気さくなキャラクターの裏で、これまでに6度のガン手術を経験した。2019年2月からは、人工透析を週に3回受けていたという。

 

「今年の夏、マネージャーを通じて、『1回に4時間かかる透析は大変で慣れない』と容体を教えてくれました。外では車椅子、歩くときはカートにつかまるなど、大変な闘病生活を送っていた」(芸能記者)

 

 2019年に入り、アンナは、「父の体調が悪いので、両親が飼う犬を全頭預かっている」と周囲に漏らしていた。

 

「辰夫さんは、最初から羽賀のことを警戒していたにもかかわらず、彼女は父の言うことを聞かなかった。そのことをアンナさんは後悔していたんです。

 

 沖縄にカフェをオープンしたときも、羽賀に最後の最後に泣きつかれて、辰夫さんが費用を全額肩代わりしたようです。また、その後に結婚した夫にも、辰夫さんが事業資金を支援していました。

 

 そんな過去から、アンナさんは『いっぱい迷惑をかけたから、いまは父に寄り添ってあげたい』と、介護のため、神奈川県内の辰夫さんが住む別荘に、足繁く通っていました」(芸能関係者)

 

 辰夫さんを知る芸能リポーターは、こう話す。

 

「アンナさんたちが病院に到着するのを待つように亡くなったんです。最後も可愛い娘のために根性で耐えたんですよ」

 

 最愛の家族に囲まれた、幸せな最期だったに違いない。

 


(週刊FLASH 2019年12月31日号)

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