爆笑問題・太田、梅宮辰夫からもらった突然のラブコールに感激

　12月17日放送の『爆笑問題カーボーイ』（TBSラジオ）で、爆笑問題の太田光が、12月12日に亡くなった梅宮辰夫との思い出を語った。

　太田は「梅宮さんは10年ぐらい前、俺のところに連絡してくれて。『俺はね、あんたのことが好きなんだ』って言うわけ」と回想。

　当時、梅宮は「突然、こんな電話で申し訳ないけど」と照れつつ、「あんたの漫才好きでな。たまに仲間を集めて、バーベキューみたいなことをやることがあって。あんた、そういうのやるかい？」と聞いてきた。

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　太田は「いや、バーベキューとかやったことないんですよ」と返すが、梅宮は「俺は、これからあんたとそういう付き合いをしていきたいと思うんだ。だからね、バーベキューにね、あんた呼んでいいかい？」と勧誘してきた。

　太田は「もちろんです」と感謝。だが、「その後、特に連絡来ることはなかったんだけど、それは多分、俺が酒も飲めないし……」と梅宮の気遣いだったと推察。

　酒を飲めない太田を無理に誘わなかった梅宮の優しさに、太田は「逆に、気をつかわせちゃったかなって思って。俺も後悔の念はあるんだけど。そういう男気というか……」と敬意を払った。

　相方の田中裕二も同意し、「独特な、本当に少年のような純粋なところがあって」と故人を偲んでいた。

　田中は、2000年に精巣腫瘍のため左側の睾丸摘出手術を受けた。実は、梅宮も同じ病になっており、田中をスタジオの隅に呼び出して、「これ、誰にも言ってないんだけど、一緒なんだよ。俺も玉一つだよ。（それでも）大丈夫だから。俺、ピンピンしてるだろ」と激励してくれたという。

　昭和のスターならではの豪胆さと周囲への気遣いで知られた梅宮。その栄光は今後も語り継がれていく。