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嵐・大野智「感謝しかない」父母のためのモノマネが原点
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.05 20:00 最終更新日:2020.01.05 20:00
嵐のリーダー・大野智が、1月3日放送の『嵐ツボ』で、芸能活動の原点と、大切な人たちへの謝意を明かした。
ジャニーズ内でも「本性がわからない」と話題の後輩・A.B.C-Zの塚田僚一をサシ飲み相手に招き、大野が正体を暴くという1コーナーでのこと。お酒も入り、ややヘベレケ気味の大野が、こう語り始めた。
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「こないだ……2~3年ぶりぐらいかな、久々に実家帰って、久々に家族としゃべって。で、めちゃくちゃ感謝されるわけ。親父とか、基本むかしの人間だし、頑固じじいなんだけど、『いまやお前に頭上がんねえ。お前に言うことは何もない』って言われた。母親からも言われたことあるよ。
正直、父親と母親にそう言ってもらえて、単純にめちゃめちゃ嬉しかったけど、今のおれがあるのは父親と母親のおかげだから、感謝の気持ちを伝えたんだ」
大野が音楽に目覚めたのは、両親がきっかけだった。
「おれが生まれる前に、母親はディスコが好きで、自分でダンスを創ってディスコで披露するのに夢中だった。親父は親父でドラムやってて、ディスコとかで披露して盛り上げていた時代があった。
音楽でつながった2人から生まれて、小さいころは両親のマネをして踊ってた。ジャニーズでいえば、光GENJIとかを、ローラースケート買ってやってたね。それを両親が見て笑ってた記憶がある。
おれがモノマネをすることで、両親が笑ってくれていたから、それが幸せだったんだ。いま思えば、そこからかもしれない。
それで、母親がたまたまジャニーズに履歴書を送って、こうなった。だからおれは素直に、『あなた達のおかげで、今の俺があるんだよ』と伝えたんだ」
大野の感情はたかぶり、今度は恩師への感謝があふれだす。
「みんな一度は、やめたい時期があるんだよね。ジャニー(喜多川)さんてさ、やめたいと言っても、『じゃやめれば』って言わないんだ。
むかし電話で伝えたときに『光一くんの舞台の稽古に来てるから、とりあえず稽古場に来ちゃって』と。それで行ったら、『とりあえず踊っちゃって』って、自然に。俺はもう感謝しかない、正直ね」
そして話題は、嵐の “核心” へ。
「単純に、10数年前から『やめたい』と思っていた人間だけど、いろんなことがあって、おれの感情を受け止めてくれる嵐の4人がいて。
おれが『こういう思いでいる』というのを、いち早く受けわかってくれたのがメンバーだったから、感謝しかない。初めて話をしたとき、『なんでそう思ってんの?』というのもなく、理解してくれた」
酔いはさらに深まり、大野の感謝は “ある決意” に変わる。
「めちゃめちゃ真面目な話になっちゃうけど、やっぱりファンの子なんだよ、どう考えても。ファンの子あってのうちらだから、どう考えても。うちらが保ててんの、ファンの子のおかげだから、それを忘れたら終わりだよ。おれ、酔っ払ってるよ?」
自分が泥酔してイイ話をする姿をスタジオで見て、「酔っ払ったら親父そっくりなんだなって、顔も仕草も」と照れ笑いを見せた大野。活動休止まであと1年、大野にとっては「大切な人たちに感謝を伝える日々」になりそうだ。