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西野七瀬「人と話す楽しさをやっと知った」25歳で脱人見知り
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.06 20:00 最終更新日:2020.01.06 20:00
「今日のメイクは、ふだんよりめっちゃ薄いです。メイクさんにおまかせで」
そう語る西野七瀬は、「自分を他者に委ねることにより起きる変化」を楽しんでいるように見える。
「むかしは、そうじゃなかったと思います。『自分のこだわりを崩したくない』という思いが強かったんです。まゆ毛の形とかアイラインの引き方とか。みんな通る道だと思うんですけど、『前髪、命!』の時期もありました。いまは、まったくなくなりました(笑)」
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2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格。次第に頭角を現わし、中心メンバーになった。グラビアに加え、ファッション誌での撮影も増えていくうちに、「いろんなメイクやヘアスタイルにしてもらえるようになって、かまえずにナチュラルに」いられるようになった。
2018年2月にグループを卒業し、女優として本格的に活動を開始すると、その姿勢はさらに生きてくる。4月から半年間放送されたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)では、物語のキーパーソンを演じ、話題を呼んだ。
「自分の見せ方に、こうじゃなきゃっていうのはないので、どんな役でもやってみたいです。でも、そんなにいろんな役をまだやっていないので……、どんな役をやったらいいんですかね。自分に近い役なのか、かけ離れた役なのか。『あな番』はその両方だったんですよね。
話が進んでいくうちに、注目度がどんどん増して、そのぶん、プレッシャーも大きくなって(笑)。本当にありがたい経験だったなって思います」
得難い経験のおかげか、自身の内面にも、嬉しい変化が起きているという。
「『性格的に明るくなって、人見知りがなくなった』っていうのはあります。けっこう誰にでも、『はじめまして』の人でも話せるようになったと思います。人と話す楽しさを、25歳になってやっと知ることができて。知り合いや友達が増えましたね。
(乃木坂46の)メンバーは、かずみん(高山一実)とはちょいちょい会いますけど、基本的に現役メンバーのコは忙しくて、なかなか。でも、出ている舞台を観に行くので、そのときに会います。
いくちゃん(生田絵梨花)の舞台(2019年12月に東京で公演の『キレイ』)にも行くんです。ちゃんと差し入れのチョコも準備しました。いくちゃん、チョコ好きだから」
嬉しそうに仲間への思いを語る西野七瀬。
「すごく素敵な1年でした。いろんなタイミングが一気にきて、それが全部よくて。『卒業のタイミング、めっちゃよかったな』って、自分で思うんですよ」
2020年は、さらなる充実のときを過ごしていくだろう。
にしのななせ
25歳 1994年5月25日生まれ 大阪府出身 T159 2011年、「乃木坂46」の1期生オーディションに合格。2018年12月に同グループを卒業し、女優業を本格化。ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)でキーパーソンを演じて話題に。映画『一度死んでみた』(2020年3月20日公開)など、今後も出演作多数。現在、ファッション誌『non-no』(集英社)専属モデル、『ライオンのグータッチ』(フジテレビ系)、『グータンヌーボ2』(カンテレ)でMCを務めている。そのほか最新情報は、公式インスタグラム(@nishino.nanase.official)にて
写真・今城純
スタイリスト・塚田綾子
ヘアメイク・吉川陽子