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川栄李奈「朝ドラのオーディションに2度落ちて」女優開眼
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2016.06.22 14:00 最終更新日:2016.06.22 14:00
「お弁当屋さんの役ということで、撮影前に野菜の皮のむき方や、包丁の持ち方を練習しました。お弁当には具を置く順番があることを、初めて知りました。順番ですか?……ちょっと忘れちゃいました(笑)」
持ち前の天然キャラで笑顔を見せたのは、川栄李奈(21)。昨年8月にAKB48を卒業し、女優の道を選んだ。『とと姉ちゃん』で主人公の常子(高畑充希)が家族で住み込んだ仕出し屋「森田屋」の娘・富江を演じた。
「撮影で卵に長芋を入れて、卵焼きをかさ増しするシーンがあったんですけど、家でやってみたら本当にボリュームが出ておいしかった。お米にお醬油などを入れて炊く『茶飯』も、撮影で 知りました。いまは毎日作っています」
おバカキャラだったAKB48時代にドラマに出演し、演技に目覚めた。
「歌やダンスは苦手意識のほうが強かったんですけど、お芝居は楽しいなって思えた。じつは『あさが来た』のオーディションを、AKBの数人で受けさせていただきました。会場にはほか の女優さんもいらして、『うわ、AKBかよ』って思われてるだろうなって、すごく緊張したのを覚えています」
『とと姉ちゃん』の主役オーディションは、2度めの挑戦だった。
「主役のオーディションなので、そこは落ちているんです。でも後で声をかけていただいて。1回くらい出る役かと思ったら、森田屋のメンバーで。びっくりしましたが、感謝しています」
高畑充希とは、食べ物の話で盛り上がった。
「充希ちゃんは撮影の合間によく『食べログ』を見てるんです。『このお肉食べたいな~』とか、そんなことばかり話しています。撮影でお肉が出てくると、みんなでもらいに行ったり(笑)」
ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)にも、松下奈緒演じる小学校教師の妹役で出演。
「将来は、主役じゃなくて端っこのほうで『ちょくちょく出てるけど、いいよね』って、観ている方に言われるようになりたいです」
(週刊FLASH 2016年6月14日号)