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元ribbon「松野有里巳」レッスン週13本の人気ジム講師に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.25 06:00 最終更新日:2020.01.25 06:00
「アイドル冬の時代」といわれた1990年代に、輝いていたグループがある。「ribbon」は、永作博美(現在・女優)、佐藤愛子(引退)、そして今回の主役・松野有里巳(46)の3人組だ。
「ひろちゃん(永作)が姉で、あいちゃん(佐藤)が妹。3人は姉妹のような関係です」
出会いが、松野を変えた。
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「デビュー当時、私は、自分と他人を比較して、自信を失くしてばかりいました。それに対して、2人は典型的なB型マイペース人間だった。
私は、細かいことをすぐに注意したくなるんですけど、2人は注意するのがバカらしくなるほど、いつも堂々としている(笑)。『私もそうなりたい』と思ったら、他人のよさを認められるようになり、自分にも自信を持てました」
2019年末で結成30周年となった「ribbon」。“絆の強さ” は、いまも変わらない。
「3人でカラオケに行って、自分たちの曲を歌ったこともあります。当時は私がダンス担当だったのに、いま振付をよく覚えているのは、あいちゃんなんですよ」
現在、松野は週13本のスタジオレッスンを受け持つ、ジムの人気インストラクターだ。ご主人のミュージシャン・たかはしごう氏(49)も、インストラクターをしている。
「資格を取ったのは35歳のとき。私がスタジオレッスンを受けていた先生から、『あなたのふくらはぎなら、動きの激しい、ハイインパクトなレッスンができる』と、エアロビのインストラクターの道をすすめられたんです。半年間、指導法を学びました。
インストラクターは、生徒さんよりワンテンポ早く次の動きをして見せないといけない。次の動きを説明するには、音楽の区切りも考える必要がある。これが難しいんです。頭と体をバラバラに動かす作業なので、最初は苦戦しました」
アイドル経験が、レッスンでは生かされている。
「レッスンって、ライブと似ているんです。生徒さんに合わせた盛り上げ方を考えたり、皆さんが、ちゃんとついてこられているか、空気を読んだりしなくてはなりませんから。
テンションが上がってくると、曲に合わせて歌うこともあります。ribbonの曲はかけないですけどね(笑)」
まつのありみ
1973年2月13日生まれ 東京都出身 バラエティ番組『パラダイスGoGo!!』(フジテレビ系)の「乙女塾」から、1989年に「ribbon」としてデビュー。1998年、芸能活動を休止。その後、2008年にスポーツインストラクターの資格を取得する。現在は、エアロビクスをはじめ、フラ、ヒップホップダンス、ヨガ、ストレッチなど幅広く教える講師として活躍する。2016年には、エクササイズDVD『あげてこ体操 AgeAgeDance2』を発売した
取材協力・ティップネス三軒茶屋
(週刊FLASH 2020年1月28日号)