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コワモテ俳優・勝矢、役者に本気になった「竹内力」のひと言

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.02.04 16:00FLASH編集部

コワモテ俳優・勝矢、役者に本気になった「竹内力」のひと言

20歳、マツダでプロ選手を目指しながら車の検査を担当

 

 まわりの目が大きく変わったのは、映画『あしたのジョー』に矢吹丈の親友・マンモス西役で出演してからだ。

 

「脇役を中心にやっていたなかでも、画面の隙間に出る脇役ではなく、メインで撮られる脇役というのは、あの作品が初めてでした。それがきっかけで、出演オファーが増えました。

 

 まあ、木村拓哉さん主演の『HERO』(第2期)に出ていたときくらいまでは大変で、家賃を10カ月滞納したことも(苦笑)。大家さん、いい方でしたね」

 

 2018年、縁があって、EXILEの事務所「LDH」に移籍した。

 

「よく、『勝矢はLDHっぽくない』と言われるのですが、RIKIプロのときも本当の強面ではなかったですし、どこでも僕は変わらないです(笑)。

 

 ただ、LDHの音楽イベントでMCをやらせていただき、『1万人のお客さんの前で話す』という経験をしました。これは、役者ではあまりできないことなので、貴重な体験でしたね」

 

 活躍の場を広げる勝矢。これからどのような俳優を目指していくのだろうか。

 

「主役もやってみたいですが、小さい役がくるのは、まだ自分がそういう存在という証拠。

 

 それに、サッカーと同じで、役者も結果がすべてだと思うんです。グラウンドに出てしまえば、先輩も後輩も関係なく、得点のために何ができるかが大切じゃないですか」

 

 場を気遣い、冗談を連発していた男が、“点取り屋” の顔に戻った。


かつや
1975年5月8日生まれ 兵庫県出身 23歳で俳優デビュー。Vシネマやドラマ、舞台、ミュージカルなどに活動の場を広げている。2004年、映画『月猫に蜜の弾丸(たま)』(港博之監督)で初主演。2011年に映画『あしたのジョー』(曽利文彦監督)でマンモス西役に抜擢。映画『テルマエ・ロマエ』(2012年、武内英樹監督)、ドラマ『HERO』(2014年、フジテレビ系)などで注目を集める。現在はドラマ『GIRI/HAJI』(Netflix)が配信中

 

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(週刊FLASH 2020年2月4日号)

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