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寺島進、北野武監督と出会い「男が男に惚れる瞬間に理屈はない」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.13 11:00 最終更新日:2020.02.13 11:00
寺島進が、2月10日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、北野武監督との出会いを語った。
映画『その男、凶暴につき』のオーディションで北野監督に出会い、「男が男に惚れる瞬間というのは理屈がないと思うけど、あの方が放つ独特の緊張感というか、人を引きつける不思議な力がある方だと思う」と明かす。
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北野監督に惚れ込んだ寺島進は、殺陣師の事務所をやめてフリーの役者となり、北野作品に欠かせない存在となった。
北野組にはルールがあり、「北野監督は役者にNGを出さない。どんなにイメージが違う芝居をしても全部スタッフのせいにする」と話した。
北野監督は「スタッフの誰かが言っていた」という形でアドバイスを送ることがあり、寺島も「『寺島は最近うまい芝居をしようとする』ってADが言ってたぞ」と言われたという。
そこで、演技について質問すると、監督から「『間』かな」と助言され、感銘を受けた。
同じく北野作品で共演した大杉漣さんについて話題が移ると、「(亡くなったのは)信じられないし、信じたくない。とても残念」と惜しんだ。
大杉さんの演じていたドラマの後任も任され、「不思議と漣さんがいらっしゃるような感じがして、見守ってくださっているような気がした」と回想。
今後について「役者は体一つなので健康第一。もっともっと上を目指して頑張ります。死ぬまで勉強だと思います」と意欲を語った。
自伝『てっぺんとるまで!』が発売中の寺島。主演ドラマ『駐在刑事 Season2』(テレビ東京系)も放送中で、ますます精力的に役者業に挑んでいる。