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爆笑問題×霜降り明星、「お笑い第七世代」について徹底討論!

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.02.29 11:00FLASH編集部

爆笑問題×霜降り明星、「お笑い第七世代」について徹底討論!

田中「でも、『天然素材』は吉本(興業)が仕掛けたけど、第七世代は自然な盛り上がりだよね」

 

太田「そうそう。あれは踊ってるだけで、おもしろくもなんともなかったから(笑)」

 

田中「あれは、みんな嫌々踊ってたの! 昔は『THE MANZAI』や『ひょうきん族』みたいな番組があって、ブームが起きた。もしかすると第七世代は、そういう番組なしで、もう一度漫才ブームを起こしているのかもね」

 

太田「だから霜降りは、覚悟を決めたほうがいいよ」

 

せいや「第七世代の中心にいさせていただくのは、ありがたいですけど、自分で『俺が中心』とは言いたくない」

 

粗品「僕はリーダーのせいやについていくだけです」

 

せいや「こいつはこんな感じで、いちばんずるい! それに先輩方にも『俺は第何世代だ?』とか聞かれるんすよ……」

 

太田「誰だ? 中田カウス師匠だろ」

 

せいや「なんでですか(笑)」

 

粗品「ケンコバさんもラジオで毎回、『あのチビが、世代とか言い出したせいで、上の世代が怒っている』という話をしてますよね」

 

田中「誰かが線引きしたわけじゃないのにな」

 

太田「『にゃんこスター』は、第七世代なの?」

 

田中「入ってないよ! でも、『ぺこぱ』とか、あとから注目を浴びて、これから第七世代のくくりに入ってくる芸人も多いと思う」

 

太田「『ミルクボーイ』はかなり老けてるし、第二世代だな」

 

田中「そしたら、俺らの先輩だろ! 流行語大賞もそうだけど、そういうくくりや、言葉のきっかけがあるのは得だよ」

 

太田「このままだと、第七世代の中心という重圧で、せいやが仕事をしばらく休むことになって、粗品が女子アナと結婚するんだ」

 

粗品「それ、本物のナイナイさんじゃないですか?」

 

せいや「僕、1回休まんといかんの?」

 

太田「真面目な話、俺らも下の世代の芸人と、いろいろな番組で共演したけど、そのなかから『品川庄司』『レイザーラモンHG』『アンガールズ」とかが出てきた。

 

 下の世代の芸人が、急に売れる姿を目の前で見るのは、本当におもしろい。『パイレーツ』だって、売れるわけないと思ったら、売れちゃったし」

 

田中「後輩が売れるのは、何度経験しても嬉しいよね。『また、おもしろいやつが出てきた』って、いつも思う」

 

太田「この番組みたいに、また売れる若手芸人に便乗できるから(笑)」

 


ばくしょうもんだい
・おおたひかり(1965年5月13日生まれ、54歳)
・たなかゆうじ(1965年1月10日生まれ、55歳)
日本大学芸術学部在学中に出会い、1988年にコンビ結成。1994年から出演し始めた『タモリのSuperボキャブラ天国』(フジテレビ系)で人気を博した。現在も『サンデージャポン』(TBS系)ほか、MC番組多数

 

しもふりみょうじょう
・せいや(1992年9月13日生まれ、27歳)
・そしな(1993年1月7日生まれ、27歳)
当時、ピン芸人だった粗品が、せいやを誘い、2013年にコンビ結成。2018年の『M-1グランプリ』で史上最年少優勝を果たし、ブレイク。冠番組の『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)をはじめ、2019年のテレビ番組出演本数は307本

 

※『爆笑問題のシンパイ賞!!』は毎週金曜24時50分から、テレビ朝日にて放送中(※一部地域を除く)

 

(週刊FLASH 2020年3月3日号)

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