SKE48 高柳明音、卒業後は「人間じゃない役に挑戦したい」

　SKE48の高柳明音が、3月4日、新写真集『いつか、思い出したいこと』（光文社）の発売記念会見を開いた。

　今春でグループを卒業。タイトルは秋元康氏が考えたといい、「思い出はいつまでも思い出になる。つらかったこと、悔しかったことも含めて、思い出したいと思ったときに思い出せればいいな。応援してくれたファンや、メンバーといつか『このとき楽しかったね～』と話せるように」と、タイトルの意味を明かす。

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　新型コロナウイルスの影響で、自身の卒業コンサートは中止になってしまった。外出を控える動きが拡大するなかで、高柳はファンのある行動に着目していた。

「ファンの方がYouTubeにあげてくれた、『愛の数』が100万回再生されてて、当時のメンバーも喜んでいます。まあ、私以外この映像に映るメンバーは卒業しちゃっているんですけど（笑）。家にいて落ち込んだりしている人が、喜んでもらえたら」

　今後、本格的に女優の道を歩んでいきたいと話す。

「映画『キャッツ』を見て、出ることはできないけど、人間じゃない役でミュージカルに挑戦したい。人じゃない演技はしたことないので……。

　在籍していた間も、芝居はしていたけど、改めてこの道1本で行きたいと思って。いろんな自分を見せられるきっかけになります」

　SKE48の活動拠点は名古屋だったが、「撮影・稽古は都内が多いけど、生まれ故郷でもある名古屋はたくさんのスタッフに支えられてきたマイホーム。1日でも名古屋でできる仕事を増やしたい」と話していた。