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ティーンのカリスマ「河辺千恵子」いまはピラティス指導員

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.03.10 16:00FLASH編集部

ティーンのカリスマ「河辺千恵子」いまはピラティス指導員

 

 ティーンのカリスマとして人気を博した河辺千恵子(32)。芸能人生は10歳で始まった。

 

子役からスタートしたんですが、小さなころにプロの世界に飛び込んだせいか、妙に考え方が大人びてたんです」

 

 

 とはいえ、見た目は子供。まわりからの扱われ方とのギャップに、悩み続けた。ティーン誌『ラブベリー』のモデル時代にも、新たな “ギャップ” が。

 

「中高生のころに、小学生向けの服を着るんです(笑)。同時期にミュージカル『美少女戦士セーラームーン』でセーラーマーキュリー役を演じてたんですけど、彼女はIQ300の天才で。

 

 どちらも全然本当の自分とは違うじゃないですか。でも、だからこそ、割り切って演じられたのかな」

 

 MCや歌手としても活躍し、男性ファンにも支えられた。

 

「あるアイドルと共演したときに、私に乗り換えてくださったファンの方がけっこういて。罪悪感もあったけど、嬉しかったですね。

 

 でも逆のパターンもあって。AKB48が出始めのころ、前田敦子さんや板野友美さんと共演したんです。そしたら向こうのファンに、『あれ、見たことあるぞ』っていう方が何人も(笑)」

 

 そんな彼女も、21歳で結婚。相手は20歳以上年上だった。

 

「ずっと感じていた、“ギャップ” を埋めてくれたんです。仕事への姿勢も尊敬できて」

 

 23歳で出産。家事や育児のかたわら、ママタレとして料理本も出版した。順風満帆な生活のなかで、ある異変が……。

 

「耳管開放症を発症して。ちょっと頑張りすぎたのかも」

 

 そのころから、彼女はピラティスに通い始めた。

 

「完治したのは、勝手にピラティスのおかげだと思ってて。同時期に離婚したのを機に、インストラクターコースに通い始めたんです」

 

 いまは、ピラティスインストラクターとなって5年めだ。

 

「年次が上がり、後輩を育てる立場になりました。いろんな方々の体や姿勢を見ていると、その人の性格が診断できるようになってきて、楽しいです。前屈してもらって背骨を見ると、頑固なのか素直なのか、だいたいわかるんですよ。

 

 スタジオでレッスンを持たせてもらっているので、今後はモデルにも指導してみたいな」

 

 彼女の人生で欠かすことのできない要素である、芸能界とピラティス。今後は、双方の架け橋となることを目指す。

 


かわべちえこ
1987年2月24日生まれ 東京都出身 宝塚歌劇団出身の祖母にすすめられ、10歳で子役として芸能界デビュー。2001年の「ラブベリー」創刊時から同誌の専属モデルとして活躍。2004年には『be your girl』で歌手デビュー。2008年に結婚してからはママタレとして料理本を多く出版。'15年に離婚し、現在はピラティスのインストラクターとして活動中

 

(週刊FLASH 2020年3月3日号)

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