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乃木坂46 4期生「お手本は1期生です!」連ドラ初出演の舞台裏
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.03.20 16:00 最終更新日:2020.03.20 16:00
乃木坂46の4期生が、連続ドラマに初出演する。原作は、直木賞作家・西加奈子の短編小説『サムのこと』だ。
4期生が演じるのは、5人組のアイドルグループ「宇田川ホワイトベアーズ」。センターを務めていた、主人公のサムが亡くなったことをきっかけに、久々に集まった元メンバーたち。当時を振り返るなかで、仲間を失った喪失感が、生きる希望へと変わっていく模様が描かれている。
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清楚なアイドルとして活動する4期生が、借金やLGBTに悩み、ネガキャン、アルコールにおぼれる……などなど、多様な役柄を演じており、ふだんは見ることのできない、メンバーたちの意外な一面や、迫真の演技が見どころとなっている。
主人公・サム役を演じたのは、遠藤さくら。サムは、“おせっかいで面倒くさい” キャラクターなのだが……。
「ふだんは、おせっかいができなくて、『どうやって演じよう?』という感じです。演技は難しい? そうですね。まだまだ課題だらけです。乃木坂46の先輩たちの演技を見て勉強しています。
最初は、演技に対して苦手意識が強かったのですが、今回この作品でお芝居にたずさわれて、撮影が進むにつれて、いろいろな発見があって、徐々に演技が楽しいと思えるようになりました。いい作品に仕上がるよう奮闘したので、楽しみにしていてください!」
一方、アルコールにおぼれる役を演じたのは田村真佑。
「1期生の松村沙友理さんの動画を見て、参考にさせてもらっています。表情の作り方とかが、すごいなと思いました。カメラが自分だけに向けられると、緊張して間違えちゃうことが多くて……。撮影は慣れないことばかりでした。
ふだんは、ほとんどお酒は飲まないので、居酒屋でおかわりを頼むシーンは難しかったです。酔っ払った雰囲気を出せるよう、自分なりに演じ方を考えました。ちゃんと演じられているか、ぜひ見てもらいたいです!」
ほかのメンバーも、初めての連ドラは、なかなか難しかったようで……。
「乃木坂46に入ってから、約1年がたちました。ドラマに出演できるなんて想像もしていなかったので、嬉しいです。
LGBTに悩む役を演じたので、ドラマの撮影前にいろいろと調べました。“かわいいコを見たら目で追う” というのは、自分と似てるなと思いました」(早川聖来)
「岡山県出身なので、イントネーションが難しくて、テンションのコントロールも難しかったです。自然に演じようと思ったら、暗くなりすぎてしまうこともあって苦労しました。
ドラマで演技をしている自分を、ハラハラしながら見ると思うけど(笑)、『できるんだぞ!』というところも、お見せできたらいいですね」(掛橋沙耶香)
「以前、個人PVで演技をしたときは棒読みだったので不安だったけど、撮影は役柄に入り込んだり、他人の気持ちを読み取ったりすることが楽しかったです」(金川紗耶)
そして今作には、1期生の先輩・秋元真夏が、振付師役で特別出演する。
「ダンスがあまり得意でない私が、ダンスを教えるという役柄を、どう演じたらいいのか考えました。現場では、一緒にライブ活動をしている後輩たちが、緊張をほぐしてくれて助かりました」(秋元)
「かわいいなと思ったのは、真夏さんが撮影の合間に『私ね、お正月にお餅12個食べたの』って(笑)。真夏さんが現場に来てくれて、すごく安心感がありました」(掛橋)
写真・福田ヨシツグ
※dTVオリジナルドラマ『サムのこと』は3月20日(金)~独占配信(全4話)
(週刊FLASH 2020年3月31日・4月7日号)